【内定辞退防止】内定者フォローのポイントと具体的なイベント事例

今回はマイナビ出身の弊社アドバイザーの白井さんに「内定者フォローのポイント」「内定者フォローの具体的な施策」ついてお話を伺いました。

株式会社ストル アドバイザー 白井 雅晃氏

大学卒業後、銀行にて法人営業に従事し、経営者の皆様に対して金融面からのサポートを行っておりました。その経験を通じて、企業経営の本質的な課題解決に寄り添う姿勢を培ってきました。

その後、株式会社マイナビに入社し、主にナショナルクライアントに対して、採用支援だけでなく、入社後の育成や組織開発の支援も手掛けてまいりました。多様な業界の企業様と密に連携し、実績を積んできた経験があります。

現在は、運用型広告のコンサルティング会社にてWEBマーケティング支援を担当し、金融・人材・マーケティングの多角的な視点から、企業の発展をサポートしています。

特に、ストルにおいては新卒採用コンテンツの制作を軸に、貴社の採用活動に貢献できるよう全力でお力添えいたします。ぜひ、安心してご相談いただければと思います。

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内定辞退を防ぐ内定者フォローのポイント

石垣:こんにちはストルの石垣です。

最近、内定を辞退をする学生が多くて、悩んでいる採用担当者さんが非常に多いですが、内定辞退を防ぐ内定者フォローについて教えていただけますか?

白井氏:内定を出す時期は、年によって少し違いますが大体6月です。

内定を内々定みたいな形で出して、10月1日に内定式というスケジュール感の企業が多いと思います。

内定を出してから、内定式までの期間を前半、10月1日の内定式から入社までを後半と仮に定義します。

前半の期間に

「内定者の気持ちはどういう気持ちなのか?」

ということを考えることが凄く大事です。

内定を2個も3個も取っている場合

「どこの会社に行こうかな?」

「この会社でいいのかな?」

ということが前半の悩みです。

そのような不安が凄くつきまとうので、意思決定をちゃんとさせてあげるために、学生が求めている情報を適切に与えることが企業がやるべき内定辞退のフォローアップです。

就活中もちろん情報として集めていますが、さらに深いところで

「入社後どういうキャリアアップを描くケースが多いのか?」「入社後の配属や給与」などの待遇はどうか?

というところまで、丁寧に伝えてあげます。

まずは、不安を払拭してあげることで

「入社します」

という意思決定をしてくれるケースが多いです。

内定者フォローの具体的な施策

石垣:内定者フォローをする場合に、具体的にどのような施策を打っていたのでしょうか?

白井氏:内定者を定期的にイベントに呼びます。

マス対マスのコミュニケーションという形で、内定者同士をつなげることもやっていました。

あとは、大手企業の場合は1人の学生に対してリクルーターがつきます。

リクルーターとの話で、不安を感じている部分を話してもらうことで、どんな情報を学生に伝えるべきか見極めていきます。

学生側からしても、リクルーターはずっとついてくれているので、話しやすく

「こういうとこに不安を感じています」

という風に打ち明けてくれることが多いです。

あとは、内定者にeラーニングのような教材でやり取りをしたりもします。

内定者フォローのイベント内容

石垣:先ほど、イベントを開催するという話がありましたが、具体的にどのようなイベントを開催すれば良いのでしょうか?

白井氏:内定者が最初に不安になるのは、キャリアなどです。

例えば

「どういう人が働いているのかな?」

「どういうキャリアを歩めるのか?」

ということを不安に感じています。

そのため、先輩社員との座談会などを実施します。

コンテンツ化するところだと、キャリアアップのすごろくを作って、それを内定者にやってもらうケースなどもあります。

内定式の際にグループワークを実施することもあります。

ご支援した会社さんでは実際にいる先輩社員を4人モデルを置いてそれぞれのキャリアをヒアリングしてコンテンツ化したりしました。

4名の方が

「どういうキャリアをこれまで歩んできたか?」

「就活中どういうことをしてきたか?」

について、我々でインタビューさせてもらいます。

動画も撮って、それを内定式の中の研修で観てもらいます。

観てもらった上で

「どういう価値観で働きたいのか?」

ということを内定者同士で話し合ってもらい

「こういう価値観で働きたいよね」

というのを出してもらって

「そういう人たちは、うちの会社に全員いるよ」

「どういう働き方も、どういう価値観でも、働いて活躍もできるよ」

ということを知ってもらって、いろんなタイプの人がいることを理解してもらいます。

内定者フォロー動画も効果的

石垣:結構手間はかかりますか?

白井氏:手間をかけたくない場合は、動画を活用することが大事だと思います。

石垣:内定者フォロー動画ですね。

全国から学生さんを集める場合には、毎回毎回イベントにも来れないですよね。

白井氏:なかなかそこは難しいので、いろんな活用手段を使っていくことが大事です。

石垣:内定フォロー対策でお困りの採用担当者の方は、弊社でも「内定者フォロー動画」を制作していますので、お気軽にお問い合わせください。

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