採用オウンドメディアを作るメリットと3つの運用ポイント

採用オウンドメディアを作るメリットと3つの運用ポイント

今回はマイナビ出身で弊社のアドバイザーの白井さんに「採用オウンドメディアを作るメリットと運用のポイント」についてお話しを伺いました。

株式会社ストル アドバイザー 白井 雅晃氏

大学卒業後、銀行にて法人営業に従事し、経営者の皆様に対して金融面からのサポートを行っておりました。その経験を通じて、企業経営の本質的な課題解決に寄り添う姿勢を培ってきました。

その後、株式会社マイナビに入社し、主にナショナルクライアントに対して、採用支援だけでなく、入社後の育成や組織開発の支援も手掛けてまいりました。多様な業界の企業様と密に連携し、実績を積んできた経験があります。

現在は、運用型広告のコンサルティング会社にてWEBマーケティング支援を担当し、金融・人材・マーケティングの多角的な視点から、企業の発展をサポートしています。

特に、ストルにおいては新卒採用コンテンツの制作を軸に、貴社の採用活動に貢献できるよう全力でお力添えいたします。ぜひ、安心してご相談いただければと思います。

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採用オウンドメディアを作る本来の目的

石垣:こんにちはストルの石垣です。

白井さんは以前マイナビに勤務されていて、新卒採用の支援をされていたかと思いますが、その際に採用オウンドメディアは作られていましたか?

白井氏:採用オウンドメディアの支援もしていました。

オウンドメディアと言うと、いろんな記事を書いて出すことで、学生に見てもらったときに、より企業理解を深めてもらって、興味をもってもらうきっかけになります。

石垣:採用オウンドメディアを企業さんが作る目的というのは、母集団を増やすためなのでしょうか?

それとも、志望度を上げていくことが大きな目的なのでしょうか?

白井氏:そこの目的も曖昧な企業さんも結構あります。

採用オウンドメディアの目的は、企業理解にあると思います。

採用オウンドメディアは、情報を沢山出すことができるので、採用オウンドメディアで集客するよりは、いろんな情報を掲載することができるので、より理解を深めてもらって、興味を持ってもらって、応募に進んでもらう率を上げていく方が使い方としては正しいと思います。

石垣:「採用動画やインタビュー動画とか作ったら母集団増えますか?」

「YouTubeチャンネル作って母集団増えますか?」

という相談が来るのですが、結構難しいと思っています。

どちらかというと

「来た人を逃さないための企業理解ですよ」

というお話しをよくしているので、白井さんの仰る通りだなと思います。

白井氏:そうですね。

逆に言うと、情報を出していない企業さんが多いので、採用オウンドメディアを別に作る必要はないですが、採用サイトでも良いのできちんと情報を出すことに注力することが大事です。

採用オウンドメディアを作る際に注意すべきポイント

石垣:採用オウンドメディアを作る際に注意すべき点はありますか?

白井氏:1番はリソースの問題があります。

採用オウンドメディアの記事ということは、結構記事を書かないといけません。

そうすると

「記事は誰が書くの?」

という問題が発生します。

人事が書くとなると、結構な工数がかかりますし、記事を書いたことがない人が初めて書くと、時間がすごくかかります。

そうすると、大変で挫折して、1つの記事しか上げることができないという状態になるので、誰が書くのかは明確にする必要があります。

採用オウンドメディアを継続して運用する2つのポイント

採用オウンドメディアを継続して運用するためには、外注してライターに書いてもらう方法もあります。

もう1つの方法としては、現場社員まで全員巻き込んでしまう方法です。

そうすると、1人で1つの記事を書いたとしても、かなりの記事数ができるので、そういった方法もありだと思います。

しかし、現場社員を巻き込む場合は注意点として、巻き込むことで違う仕事が増えてしまうので、そこはきちんと根回しする必要があります。

あとは記事の質が社員によってバラバラになるので、編集長みたいな立ち位置の人を置いて、記事の質を担保する必要があります。

石垣:確かに、結構現場の方に任せている企業さんもあるかと思いますが、記事の質はバラバラだったりしますよね。

そのままオープンにしてしまうと

「なんだこの記事?」

ということが絶対出てくることがあるので、ある程度はコントロールできるように、編集長からOKをもらってから、記事を投稿するというフローをあらかじめ決めておくことも大事です。

採用オウンドメディアの振り返りの重要性

石垣:採用オウンドメディアのアクセス分析などの振り返りはしていましたか?

白井氏:当時は記事の本数があまり足りなくて、計測までは至ってなかったです。

しかし、本来はした方がもちろん良いと思います。

石垣:弊社の場合も採用オウンドメディアは、記事だけでなく、YouTubeでもオウンドメディアみたいなご支援などしていますが、やはりオウンドメディアであればヒートマップは入れますし、YouTubeの場合はアナリティクス見て

「どこで視聴持率が下がってるのか?」

「どこに視聴者が興味持ってるのか?」

ということは、作ったらチェックして、次のコンテンツ制作にフィードバックするということは基本的にやってます。

そういったことは、かなり大事ですよね。

白井氏:大事ですね。

「どの記事が注目を集めているのか?」

ということを含めて分析すると

「学生の興味はどこにあるのかな?」

ということも見えてくるので、すごく大事です。

石垣:採用オウンドメディアを作る際の注意点としては「リソースの確保」「質の担保」「振り返り」の3つですね。

弊社でも、採用オウンドメディア用の記事、動画、写真などを作るお手伝いをしていますので、ご興味ある企業さんはお気軽にご相談ください。

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