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今回はマイナビ出身の白井さんに、就活生の志望度を上げるおすすめのグループワークと、選定基準のポイントについてインタビューさせていただきました。
大学卒業後、銀行にて法人営業に従事し、経営者の皆様に対して金融面からのサポートを行っておりました。その経験を通じて、企業経営の本質的な課題解決に寄り添う姿勢を培ってきました。
その後、株式会社マイナビに入社し、主にナショナルクライアントに対して、採用支援だけでなく、入社後の育成や組織開発の支援も手掛けてまいりました。多様な業界の企業様と密に連携し、実績を積んできた経験があります。
現在は、運用型広告のコンサルティング会社にてWEBマーケティング支援を担当し、金融・人材・マーケティングの多角的な視点から、企業の発展をサポートしています。
特に、ストルにおいては新卒採用コンテンツの制作を軸に、貴社の採用活動に貢献できるよう全力でお力添えいたします。ぜひ、安心してご相談いただければと思います。
「元マイナビ新卒支援担当者」がインターンシップ制作方法を伝授!
・インターンシップの目的の決め方
・インターンシップ形式の種類
・インターンシップで用意すべきもの
・作ってはいけないインターンシップ例
・インターンシップの改善案 等々
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各業界のインターンシップの企画事例
グループワークの種類
こんにちはストルの石垣です。
インターンシップには、必ずグループワークがつきものだと思いますが、グループワークにはどのような種類がありますか?
白井さん:私が実際やってきた中で言うと、3つに分けられると思います。
1つ目は、企業を理解するためのインターンシップ。
2つ目は、業務を理解するインターンシップ。
3つ目は
「企業でどういう人が働いているのか?」
「どういうキャリアを歩めるのか?」
という風に、キャリアを理解するインターンシップです。
この3つに分けられるかなと思っています。
グループワークを決定するための選定基準
石垣:企業さんによっては、どのグループワークをやるのか取捨選択する必要があるかと思いますが、どのような理由や基準ぶのでしょうか?
白井さん:基準としては、学生が就職活動を始めた時だと、何もわからない状態で
「どういう企業があるのか?」
「どういう業界があるのか?」
という状態なので、夏のインターンシップは大きい粒感で言うと
「企業や業界を理解させる」
その後に、業務そして人という風なステップです。
しかし、このステップを敢えてずらす方法もあります。
「うちは人がめちゃくちゃ強いんだ」
という風に思っていて、インパクトを残したい場合であれば、先に人の話を持ってくるケースもあります。
「うちは業務に強みがあるから、理解してもらいたい」
という場合であれば、業務の話を先にもってくるケースもあります。
石垣:企業の学生に対してアピールする内容によって、グループワークも変えた方がいいということですか?
白井さん:仰る通りです。
あとは、大手企業の場合は、企業を知っているところから入るので
「企業理解よりも、業務を知りたい」
という風な要望が学生から多いのであれば、先に業務理解から入って
「企業の理解もまだ実はもっと深く理解すると、こういうことがあるんだよ」
という風に、後で企業理解をやっていくケースもあります。
石垣:1つのインターンシップで、全部やる場合もありますか?
白井さん:あります。
しかし、1日だと難しいので、5日間や2週間など時間をもらいながらやっていくことはあります。
石垣:例えば3Dayインターンシップの場合、1日目、2日目、3日目で、それぞれやっていくということですか?
白井さん:仰る通りです。
【実例】白井さんが考案したグループワーク
石垣:今まで白井さんが考えた
「こういうグループワークあったよ」
という実例をいくつか伺ってもよろしいでしょうか?
白井さん:例えば製造業だと
「どういう流れでものが作られているのか?」
ということがあると思いますが、その流れを理解してほしかったり、技術だと1工程しか携わらないけど
「サプライチェーンをより理解して もらいたい」
というご要望の中で、実際にサプライチェーンを図解で示してあげます。
その中で、生産、検品をピックアップしてグループワークをすることで
「生産はだから重要なんだ」
「検品はだから重要なんだ」
ということが、より理解できます。
この他には、金融の会社さんだと
「グループでどういった提案ができるか?」
という点が鍵になってくる企業さんなのですが、そこの営業体感のグループワークでは、いろんなインプット情報を一営業担当者としてクライアントの情報などをもらいます。
最初に渡されてるクライアント情報もありますけど、実際にお客さんのところに行って、ヒアリングして
「こういう情報をヒアリングできたから、この情報を追加で渡すね」
ということもあります。
そういう情報をもらってくると、いろんな情報の中からご提案ができるようになります。
しかし、結構内容が難しくて、学生だけで捌くのは難しいです。
そのため、メンターと言われる企業の人が相談役になってくれます。
その相談役の人が、会社の中で本部にいる専門部署の立ち位置という形なので、相談役の人に
「こういう情報をもらったんですけど、どういう風に提案したらいいですか?」
という風に相談して
「その内容だったらこういう提案がいいよ」
という風に、逆に提案資料を貰えたり、お客様にヒアリングしながら、より良いご提案をしていくということもインターンシップでやったことはあります。
石垣:採用担当者の方で
「グループワークでどういうこと考えたらいいかわからない」
という方や、検討しているっていう企業さんいらっしゃいましたら、白井さんと弊社で共同でご提案もできますので、お気兼ねなくご相談いただけますと幸いです。
この記事の監修者
動画を活用した採用マーケティング支援が専門。毎年数多くの企業の採用支援を実施中。
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