新卒採用で活用すべき採用広報ツール4選

新卒採用で活用すべき採用広報ツール4選

今回の記事では採用広報を始めるにあたり、採用広報ツールとして活用できるサービスをご紹介します。

別記事では中途でも使える採用広報ツールをご紹介しています。

採用広報を始める、始めている企業様は是非参考にご覧ください。

新卒採用において、今の学生(Z世代)の特徴・価値観

今の学生に当てはまるのが、生まれたときからネットが当たり前にある環境で育った「Z世代」と言われている世代です。

新卒の採用広報では、その世代にあった採用広報をしなければ全く意味をなさず結果がだせないため、今の世代の特徴や価値観を把握することが必要です。

①Z世代の就活活動

就職活動に関して今までは実際に会社に行き説明会に参加したり、面接を受けることを当たり前としていました。

ですが、Z世代に関しては、採用HP・企業評価サイトで企業情報の収集、Web説明会の参加といったように全てWebで完結できることを好みます。

②Z世代が企業に求めること

昔は大手企業や有名企業への就職がステータスと感じたり、転職を意識せず同じ会社で働き続けると考えている人が多かったです。

昨今ではワークライフバランスという概念が広がり始めましたが、Z世代はより

「なりたい自分になれるところで働きたい」

という願望が強くあり、プライベートな時間を犠牲にする働き方は好みません。

Z世代が企業に求めること

・テレワーク(リモートワーク)可能
・在宅可能
・副業可能
・完全週休2日制

そのため、このような点をチェックしている学生も多いです。

また、Z世代は

「競争に勝ち抜いて出世したい」

「報酬のために働く」

という志向よりも

「自分が理想としている幸せを最優先したい」

「よりよい人生のための仕事を探したい」

という志向をもっている方が多い傾向にあります。

そのため、職場関係で休日に出かけたり、仕事終わりに飲みに行くということを好まない人が多いです。

③Z世代の内定後

今までは、会社から内定がでたときに内定がでただけで会社から受け入れられていると満足していました。

ですがZ世代に関しては承認欲求がとても強いため

「会社から認められたい!」

という気持ち大きく、内定後のフォローがとても重要になってきます。

従来の採用手法では今の世代(Z世代)には通じない部分もあります。

世代の変化とともに採用広報を変えていくことが、今の時代の採用成功への鍵となります。

今の学生(Z世代)にとって当たり前なツールを採用広報として使いこなす

今の学生(Z世代)目線に合わせた採用広報が必要です。

では、Z世代と相性が良い採用広報ツールとは何でしょうか?

①SNS

Z世代は「ソーシャルネイティブ」とも言われ、幼少期からスマホやSNSに慣れ親しみ活用して育ってきています。

SNSを通じて、世界各国の最新情報を収集し多様な価値観に触れ、情報発信することも積極的です。

勿論、就職活動でもSNSをフル活用します。

YouTube、Twitter、Instagram、TikTok、Lineなどを駆使していきましょう。

その中でも特に効果的なのが「YouTube」です。

YouTubeに企業の動画投稿をすることで、学生は気軽に企業研究ができ、リアルな職場や、経営者の思いをYouTubeを通して知ることができます。

しかし、動画に慣れているZ世代は普通の企業説明の長い動画を見ることはできません。

倍速で再生しながら、コメント欄を確認して違う動画を探すという風に一つの動画に集中はせず、他のことをやりながら見ているため、動画を作る上でもZ世代に合った動画を作らなければいけません。

②ダイレクトリクルーティング

ダイレクトリクルーティングは、企業が求める学生に対して直接アプローチする採用手法です。

採用競争の激化と若い世代の就活への価値観の変化により、学生からの応募を待っているだけでは、優秀な人材を確保することはできません。

中途採用で多く利用されているダイレクトリクルーティングですが、新卒採用でも導入する企業が増えてきています。

ダイレクトリクルーティングは、多くの人に向けての万人受けなメッセージではなく、一人に対して刺さりやすいメッセージを伝えることができるのがポイントです。

また、Z世代はSNSを上手く使いこなし、自己PRしている学生も多いためSNSを通じてうまく人材を探すことができます。

ちなみに弊社ではダイレクトリクルーティングに動画を活用するご提案をしています。

興味のある企業様は是非お問い合わせ願います。

③Web会社説明会

Web説明会は、自宅から気軽に参加できるため少しでも興味があるという学生により多くアプローチすることができます。

しかし気軽に参加できるため

「話を聞いてたら合わないな」

「自分が働く実感が湧かない」

など感じれば途中退席できてしまうため、企業側は説明内容や構成を工夫して学生の注意を惹きつける必要があります。

④採用サイト&採用コンテンツ

多くの企業が採用専用サイトを制作し、継続的に情報発信をされています。

採用サイトで作った記事は、各種SNSに投稿するコンテンツにも変換することができますし、YouTubeチャンネルの企画にもなったりします。

まずは採用サイトを作るのがベストですが、まずは無料で始めることができるnoteやWantedly(ウォンテッドリー)でコンテンツの投稿を始めても良いと思います。

ただし1点注意しなければいけないのは、自社サイトでない限り、詳細なデータを入手することが難しいという点だけは、覚えておいてください。

Z世代を獲得する新卒採用広報のポイント

①多くの媒体を使ってアプローチする

Z世代は日常的に多くのWebサービスやSNSを活用して生活しています。

そのため、企業側は1つの媒体だけを使って学生にアプローチするより、多くの媒体からアプローチした方が接触回数を増やすことができます。

また、各WebサービスやSNSによって特徴や刺さりやすいターゲット層は変わるので、各サービスのターゲットや特徴をよく理解した上で、アプローチするのが最適です。

また、何のサービスを使ったとしても「動画」を入れることが効果的とも言われています。

手軽に情報収集できるようになった分、本を読む機会が減り、文字を読めない若者が増えています。

そのため、どれだけ企業が長文で自社の魅力を伝えたとしても学生の心には響きません。

文章の間に動画を挟んだり、YouTubeに動画投稿するなどした方が学生には情報が届きやすいです。

③スマートフォンを利用している前提で考える

Z世代の生活の軸となっているのが「スマートフォン」です。

スマートフォンさえあれば、何でもできてしまうという考えでPCを使うよりスマートフォンで完結させることが多いです。

Z世代の中には、就職活動で企業に応募する際もスマートフォンひとつで行う人もいるため、応募フォームなどもパソコンから見た場合だけではなく、スマートフォンから見て、見やすい、使いやすいを意識しましょう。

また、従来のメールでの連絡方法ではなくLINEを活用する方法もおすすめです。

メールよりLINEを活用することで、学生との連絡のレスポンスを早めることができ面接辞退・内定辞退を防ぐことができます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回ご紹介したツールは、すぐに始められるものなので是非採用活動に取り入れてみてください。

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