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こんにちは「動画担当者養成講座」を運営する㈱ストルの石垣です。
今回は動画の制作・活用(動画活用の内製化)をする際に起きる問題について解説します。
周囲の理解を得られず、動画内製化の体制が構築できない
今まで動画制作や動画を用いて情報発信をしてこなかった企業では、動画活用の知識がまったくない場合が多いです。
結果、機材への投資、人的投資を得ることができずに、動画内製化のプロジェクトがとん挫してしまうことも多々あります。
組織として動画編集の知識が無い為、ソフトの購入ができず無料のソフトで動画を編集したり、動画の編集には向いていないパソコンで編集作業をさせられているお客様がいらっしゃいました。
担当の方が上司に説明しても、理解を得られず最終的には弊社が上司の方に説明して
ソフトの購入や動画編集に最適なパソコンを購入して頂きました。
動画内製化プロジェクトが続かない
YouTubeチャンネルで情報発信を始める企業が増えていますが、ほとんどの場合1年持たずに更新がストップしています。
更新が止まっている理由は様々ですが、いくつかの理由に別ける事ができます
動画内製化が止まる理由① 動画担当者が退職or配置転換
メインで動いていた動画担当者がなんらかの理由で、いなくなってしまった場合です。
「別の担当者を配置すれば良いのではないか?」
と気軽に考える方もいるのですが「動画制作」を素人が行おうとすると、正直かなりハードルが高く、結構大変です。
相当熱意がある方じゃないと続けられないので、熱意のある方がいなくなると、動画内製化プロジェクトは止まってしまいます。
動画内製化が止まる理由② 担当者のやる気が続かない
社長、あるいは役員、上司から「動画を内製化するから担当してくれ」
と言われて、担当者本人は特段やる気が高く無い場合は、一定期間後やる気が途切れてしまいがちです。
動画コンテンツを作りづづけるのは、本当に大変です。
相応の熱意ややる気が無いと継続することは難しいです。
動画内製化の成功の秘訣は「担当者さんの熱意」に左右されていると言っても過言ではありません。
動画内製化が止まる理由③ 成果のKPI設定が曖昧
見切り発車で動画の内製化を進める企業にありがちなこととして「動画活用の目的の設定」や「成果を測るKPI設定」をしていないことが多々あります。
例えば動画活用から半年間で
「YouTubeのチャンネル登録者を1000人を目指す」
「再生数が1万回を超える」
「YouTube経由のお問い合わせ数」
具体的な目標が無いまま動画活用を進めてしまい、結果として半年間で動画内製化プロジェクトが打ち切られてしまうという事が多々起きています。
これは経営者として「成果が曖昧な施策には投資できない」というのは理解できます。
ですので、動画内製化プロジェクトをスタートさせる前に成果確認の定義などの同意は得ておいた方が良いでしょう。
弊社が携わる場合には
「動画活用の目的、検証期間、効果の定義、効果検証の方法」
は必ずお客様と同意してから動画内製化をスタートさせます。
動画活用の内製化で一番重要なこと
企業が動画活用の内製化で一番重要なことは、プロジェクトをスタートさせる前の準備ができているかどうかになります。
2つの問題点を説明しましたが、どちらもプロジェクトをスタートさせる前に、しっかり準備をしておけば、起きない問題です。
①周囲の理解を得られず、動画内製化の体制が構築できない
②動画内製化プロジェクトが続かない
これからYouTube、各種SNSや採用サイトで動画の活用を検討されている企業様は、是非動画内製化を始める前の準備が重要になりますので、ご注意下さい。
動画を内製化する企業が増えている理由
そもそも「動画を内製化する企業」はなぜ増えているのでしょうか?
理由は色々あるのですが、一番の理由はスマートフォンで動画を観る人が増えているからです。
また動画を投稿することができる「YouTube」「ティックトック」「インスタグラム」「Twitter」などのSNSでも動画を観る機会が増えているからと予想できます。
いずれも動画投稿単体では費用はかかりませんので、企業のPR、広報活動には最適なツールです。
動画内製化の2つのデメリット
動画を内製化するメリットは違う記事でご紹介していますが、デメリットも当然あります。
弊社が考えるデメリットは、2つありあます。
①担当者がやる気が無いと地獄
動画担当者自身のモチベーションが高い場合は、自社内で内製化できている企業様は多いと感じています。
しかし逆に動画の内製化に対して意欲が低い方が担当する場合には数本制作して終わっている企業様を良くみます。
なぜ担当者のやる気が無いと地獄かと言うと、動画を作って効果を出すまでに多大な労力を使うからです。
初心者ならなおさら大変です。
上司や、社長から指示されて動画担当者になってしまった人からすると本当に地獄だと思います。
②結構お金がかかる
動画担当者にやる気があっても、動画の内製化に適した環境を用意できなければ、本当の意味で内製化のメリットを享受できない場合があります。
例えば、動画編集をタブレットで行っている企業様で、ちょっとした動画の編集に丸一日の時間を使っていました。
動画編集のプロに任せれば、1時間程度で数千円の編集費用で終わる作業でも、丸一日時間をつかっていれば、内製化する方が人件費が掛かっている場合もあります。
動画の内製化をするのであれば、機材へは相応の先行投資はすべきです。
動画内製化を成功させるためのポイント
動画の内製化の最大のポイントは「動画担当者のやる気」です。
動画の内製化には
企画、撮影(カメラ、マイク、照明)、編集、動画の運用など、覚えることは沢山あります。
シンプルですがとても難しい問題です。
良い機材を揃えても、動画担当者本人がやる気が無ければ、本当の意味では成功しません。
動画担当者を誰に担当してもらうのか?
ここが一番の成功のポイントになります。
動画内製化をするまでの流れ
動画の内製化までの流れは、企業様毎によって変わってます。
①動画内製化の意思決定をする
②動画担当者を選定する
③ここからは企業様毎に取り組み内容は変わります。
とりあえず動画の制作を始める企業様もいれば、弊社が運営する「動画担当者養成講座」に参加される企業様もいらっしゃいます。
自社に合う形で動画内製化を進めて頂きたいです。
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この記事の監修者
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