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動画を活用した採用マーケティングが得意な、株式会社ストルの石垣です。
弊社では特に製造業界・メーカー業界の企業様のご支援を得意としております。
今回は、株式会社グローセル様の人事部人事一課の和氣さんに「中小企業が採用イベントで母集団形成する際のポイント」についてインタビューさせていただきました。
株式会社グローセル様は、現在東証プライムに上場しており、メーカー機能・設計開発部門を有する半導体・電子部品の技術商社で、各業界を代表する大手電気機器メーカーと長年取引をし、最先端の製品や技術を提供することでお客様の「モノづくり」を支えていらっしゃいます。
採用イベントに出展する際に気をつけていた点
石垣:こんにちはストル石垣です。
今回は採用イベントで母集団を形成する方法についてお話を伺いたいと思います。
先日地方の企業さんから
「採用イベントに出展しても、就活生の方々が全然ブースに立ち止まってくれない」
このようなご相談をいただきました。
グローセルさんではインターンシップの母集団を形成する際に、採用イベントに参加されて形成していると以前仰っていましたが、採用イベントに出展する際に注意していた点や工夫していた点はありましたか?
和氣氏:弊社も就活生が立ち止まってくれないという経験をしてきました。
大きな箱型の採用イベントに出展をすると、知名度のある企業には就活生の皆さんも沢山集まりますが、知名度がそこまで無い企業の場合は戦いづらいイベントだと思います。
石垣:大きな箱型のイベントというのは、ビッグサイトなどでやっているイベントのことでしょうか?
和氣氏:そうですね。
そういった採用イベントの場合は、自分たちから出向いていって
「あのブースの席に座ってよ」
という風に呼びかけていかないと就活生は着席してくれないですし、着席してくれたとしても大手企業によってイメージがかき消されちゃうことが多々ありました。
中小企業でも就活生と接点を持つことができるおすすめの採用イベント
石垣:大きな箱型のイベントではなくて、違う採用イベントにも参加されるのでしょうか?
和氣氏:そうですね。
イベントにも様々な種類があります。
当社が好んで出展していた採用イベントは、マッチング型のものです。
出展している企業と参加している就活生が必ず接点を持つことができるタイプの採用イベントに出展していました。
石垣:そういったイベントにはどのくらいの回数参加されていたのでしょうか?
和氣氏:我々は夏のインターンシップの母集団形成のために採用イベントに参加します。
夏のインターンシップで80人の就活生を集めたいと思って出た場合、3〜4回のイベントで集められるようにしていました。
石垣:採用ターゲットに合わせて、出展するイベントは変えていたのでしょうか?
和氣氏:マッチングイベントの中にも様々な就活生がいるので、マッチングイベントの中で自社に合う、自社を選んでくれた就活生を見つけていました。
採用イベント後からインターンシップ参加につなげる戦略
石垣:就活生とのマッチング後に工夫されていたことは何かありますか?
和氣氏:採用のマッチングイベントでお名前、連絡先を伺うことができるので
「あとで連絡しても良いですか?」
という連絡の確約を取って、翌日か遅くても翌週中には、必ず連絡するようにしていました。
私は電話やメールを駆使して
「次はこういうイベントがあるから是非来てね」
という風にイベントの案内を送った後も、定期的にメールを送ってイベントに来てもらえるように促していました。
石垣:来ていただくために促していたイベントは、インターンシップを説明するためのイベントでしょうか?
和氣氏:インターンシップを実施する前の7月の頭くらいに、オンラインイベントをやっていて、そこに来てくれる、来てくれないで変わってくるので、来てくれた就活生は
「インターンシップにも来てくれそうだな」
ということを判断していました。
石垣:インターンシップ前のオンラインイベントではどのようなことを企画されていたのでしょうか?
和氣氏:楽しいというイメージをもとに
「実際の対面のイベントも楽しいよ」
という風に楽しさを知ってもらえるようにしていました。
就活生の皆さんが中心となるように、沢山話してもらって交流してもらうことを、オンラインでやるようにしていました。
石垣:オンラインイベントの中で、前年度に行われたインターンシップの映像を流したり、写真を就活生に見てもらって、インターンシップのイメージしてもらうということでしょうか?
和氣氏:「実際のインターンシップの雰囲気はこういう感じだよ」
ということを石垣さんに作っていただいた採用動画や、写真などを活用して、インターンシップのイメージを持ってもらって
「インターンシップ楽しそうだな」
「興味あるな」
という風に思ってもらえるようにしていました。
石垣:インターンシップの選考はあるのでしょうか?
和氣氏:80人の目標に対して超過してエントリーしていただいた場合もあるので、そういうときは選考させていただきました。
石垣:実際は予定していた人数よりも、それ以上の就活生が集まったということですね。
それは知名度など関係無く、グローセルさんと同じ方法をやれば、就活生が全然集まらないということは無さそうですね。
和氣氏:そうですね。
今お話したことは再現性のあることだと思います。
石垣:この手法は地方の企業さんでも再現できるのでしょうか?
和氣氏:地方は地方での採用マッチングイベントがあるので、距離の問題や物理的な問題をクリアできる就活生の皆様が集まってくれると思います。
石垣:「採用イベントで母集団形成したい」
このようにお考えの企業様は、今回お話していただいたことを実践していただければ、母集団形成が上手くいくと思うので、是非実践してみてください。
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この記事の監修者
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