採用活動に動画を活用する企業が急増!動画活用した新卒採用マーケティング

ストル代表石垣
ストル代表石垣

こんにちは、動画を活用した採用マーケティング支援を展開している、ストルの石垣です。

今回は人材業界の大御所であり、弊社のお客様でもある株式会社キープレイヤーズの高野さんとの対談動画を書き起こした記事を作成しました。

人材業界の大御所 高野 秀敏氏

東北大学経済学部卒業後、1999年に株式会社インテリジェンス入社、人材紹介事業の立ち上げに携わり、転職サポート、マネジャー、人事部を経た後、独立。
2005年1月に株式会社キープレイヤーズを設立し、人材エージェントとして活動。
国内、シリコンバレー、バングラデシュで、30社以上の社外役員・アドバイザー・エンジェル投資を実行しています。

新卒採用は動画を活用した採用マーケティングが増加

高野氏:キープレイヤーズ高野です。

今回は石垣さんが「これから絶対にメインになる動画活用した新卒採用マーケティング」という電子書籍を発売されるということでYouTubeに出演していただきました。

多くの方が非常に注目してるジャンルだと思うので、お話を聞いてみたいと思います。

まず最初に石垣さんの自己紹介をお願いしてもよろしいでしょうか?

石垣:私は元々新卒で政府系金融機関に入行して、法人営業を約3年半やった後に、財務のコンサルタントとして独立しました。

並行して不動産系スタートアップを立ち上げて、その後事業を売却しました。

売却後、時間に余裕が出てきたときにYouTubeを観ていたら、自分もYouTuberになってみたいなと思い、動画制作を始めたきっかけです。

採用に関しては自分が運営していた会社でも採用はしていましたが、深く採用支援を始めるきっかけは知人が人材紹介の会社をやっていて、その会社のWeb集客の支援を始め、そこから採用の集客周りをお手伝いすることになりました。

2015年、2016年頃はWebサイトの記事を書くと、コピーされてしまいいたちごっこだなと悩んでいたときに

「動画を活用してコンテンツを作っていけば、コピーされずに集客できるのではないか?」

このように思い、2017年から動画を活用したコンテンツマーケティングを始めました。

動画も伸びてニーズもあったので、株式会社ストルを2021年に設立して、動画を活用して中途・新卒採用のご支援させていただいています。

動画を活用した採用支援の知見がたまってきたのでまとめたいなと思い、今回電子書籍を発売いたしました。

高野氏:ありがとうございます。

まだ動画に対して抵抗感を持っている経営者や人事の方々がいますが、文字と動画だと100倍以上認知力、影響力が変わるという話はよく言われています。

私自身がその効果はものすごく強く認識しています。

投資や採用、転職の話も毎日それぞれ数件以上問い合わせが来るのは、動画も含めたSNS全般の活用が大きいのかなと思います。

採用活動で動画を活用することのメリット

高野氏:採用活動で動画を活用するとどのようなメリットがありますか?

石垣:動画を活用することで、言語化しづらいものを伝えやすくなるということが大きなメリットだと思います。

具体的にお話しすると動画には「生の声」や「雰囲気」を伝える力があります。

例えば

「弊社は人が良いのが魅力です」

「社風がすごく良いです」

という風にPRする採用担当の方々がいますが、雰囲気が良いというのも受け手側によってはイメージはバラバラだと思います。

そのため、具体的に動画で観てもらって目で可視化した方が

「こういう雰囲気なんだ」

ということがぶれずに伝えることができるので、目に観えないものを可視化するという意味では動画はとても効果的です。

あとはテキストや写真だけだと、声のトーンや表情は伝えきれないので、動画を活用することで企業の魅力を伝えることができることが利点です。

高野氏:動画を活用している会社もありますが、まだまだ採用動画はブルーオーシャンなのかなと思います。

採用活動で動画を活用する方法

あとは、採用活動で動画を活用する方法はどのようなものがありますか?

石垣:従来ですと会社のブランディング動画や社員インタビュー動画などの活用が中心だったと思いますが、コロナ禍以降は会社説明会をオンラインで実施して、採用サイトに動画を埋め込んで自由に観てもらう会社さんも増えています。

ダイレクトリクルーティングが昨今は流行っていると思いますが新卒採用・中途採用でもスカウトメールの文章だけではなくて、90〜60秒くらいの会社紹介の動画をスカウトメールに添付して送るという活用もできます。

あとはSNSのInstagramやXで社員さんのインタビュー動画を、ショート動画で投稿する方法もあります。

最近弊社に依頼があるのは、夏のインターンシップに参加した就活生を冬の本選考までつなぎとめたいという場合に

「本選考まで半年くらい期間が空くのでつなぎとめるためのフォロー動画を作りたい」

このようなご依頼も多いので、歩留まりの改善にも動画は活用できます。

高野氏:様々な活用方法がありますね。

採用活動に動画を取り入れる際の2つのポイント

高野氏:採用活動に動画を取り入れる際にどのようなポイントを押さえるべきでしょうか?

石垣:ポイントは2つあります。

1つ目は、動画ごとに明確な「メッセージ」と「ゴール」を設定することが大事です。

例えば会社説明会動画とインタビュー動画を作っても、目的はそれぞれ違うと思います。

しかし

「とにかく母集団を作りたい」

という風に同じ目的で作ってしまう場合がありますが、会社の雰囲気を伝える動画、会社の概要を伝える動画という風にまずは目的とゴールを別にします。

そしてその動画の中のメッセージも分けた方が良いです。

1動画、1メッセージを強調した方が良いです。

なるべく幕の内弁当にならないような動画にします。

2つ目は、効果検証をすることが大事です。

動画を作った後に検証をしていない会社さんが非常に多いです。

アナリティクスがあることも知らない会社さんも多く

「アナリティクス見せてください」

と言うと

「初めてアナリティクス知りました」

という風に答えられる方もいます。

動画がほとんど観られていないということがアナリティクスを見て発覚するので、動画制作後は効果検証をした方が良いです。

高野氏:確かに動画を作って作りっぱなしで、動画を実ビジネスにつなげていくことが大事なのに、PDCAが回せていないというケースは多いですね。

そういう意味では単純にすごくもったいないですよね。

昔から動画を採用活動に活用した方が良いと言われていますが、及び腰になっている会社さんが多いのかなと思います。

いきなり動画を活用すると決めなくても、一度石垣さんのお話しを聞いてみていただけるとイメージが湧くのかなと思います。

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