採用代行会社を選ぶ基準のポイントとは?プロジェクトHRソリューションズ関川 懸介氏

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石垣:今回は「採用を成功に導く採用代行会社を選ぶポイント」について採用代行のプロの株式会社プロジェクトHRソリューションズの関川さんにお話を伺います。宜しくお願いいたします。

株式会社プロジェクトHRソリューションズ様

株式会社プロジェクトHRソリューションズ様は、テクノロジー領域を中心にあらゆる産業のHR課題の解決に向けたコンサルティングサービスを実行面まで一気通貫で支援されています。経営者・人事担当者向けHRメディア「digireka!HR」を運営中。

関川さん:よろしくお願いいたします。

プロジェクトHRソリューションズ代表の関川と言います。

よろしくお願いいたします。

私は、元々7年前に今のプロジェクトHRソリューションズという会社の前身であるuloqoという会社を創業いたしました。

そこから7年間、今も変わらずこの会社を経営しています。

昨年の春に、プロジェクトカンパニーというDXコンサルティングサービスを提供しているコンサルティングファームのグループ会社として、グループに参画をいたしました。

今はプロジェクトHRソリューションズという社名のもと、引き続き変わらず採用代行やスカウト代行サービス各種を展開しています。

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採用代行サービスを必要とする企業の2つ特徴

石垣:採用代行サービスは、どのような業務まで対応していただけるのですか?

関川さん:各社さんによって、ご提供の範囲は異なると思います。

しかし、基本的には、採用戦略の立案や、予算の設計等のいわゆる上流部分から、集客に来た候補者さんへの対応日程調整、面接対応などの、実務ベースのところまで広く代行することが可能なサービスになっています。

石垣:採用代行サービスを導入する企業さんは、どういう特徴がありますか?

関川さん:我々がもともとデジタル領域に特化しているというのもあるかと思うのですが、最近のトレンドだと、やはりエンジニア採用は、マーケットも厳しくなっているので、エンジニア採用に課題を感じていらっしゃる会社様が多いです。

あともう一つが、特に採用領域というのは、事務的な仕事もすごくたくさんあって非常に時間を奪われてしまう性質もあるので

「もう少しコアである戦略の設計などにフォーカスをしたい」

その分

「オペレーショナルな領域というのを担ってもらいたい」

という経緯で、サービスを導入いただくお客様もいらっしゃいます。

大きくはその2つに分類されるのかなと思っています。

非IT企業が抱えるエンジニア採用の課題

石垣:最近ですと、DXということで、非IT企業でもエンジニアの方を採用する機会も凄く増えてるかと思いますが、初めてエンジニアを採用しなければいけないという企業さんでも エンジニア採用に長けている採用代行会社さんに、依頼するパターンもあるのでしょうか?

関川さん:あると思います。

特に、人事担当者様お困りになられているポイントとして

「現場となかなかそのコミュニケーションが取れない」

というのは、エンジニアリングだったり、技術デジタル領域に関する知見を有していないので

「対等な立場で現場とコミュニケーションが取れない」

ということで、お困りになっている担当者様もいます。

我々は、そういった領域をフォローをさせていただいて、ご活用いただけますので

「初めてデジタル人材を採用する」

というお客様においても、導入実績が数多くあります。

採用代行サービスを選ぶポイント

石垣:御社ですと、エンジニアやDX、デジタル領域がすごく強いかと思いますが、採用代行サービスを選ぶ際の基準やポイントは、どのような点があるとお考えですか?

関川さん:1つは、どういった形式のサービスかという観点です。

具体的には、上流の領域やコンサルティングサービスに強み持っている会社と、一方である意味BPOに特化したオペレーショナルな体制で支援している企業様と、間ぐらいの会社もあるかと思うのですが、大きく2つにカテゴライズできると思います。

「どちらに依頼したいのか?」

というのを、課題に応じて切り分けて検討すると良いかと思います。

石垣:依頼する内容によっても、料金体系は変わってくるかと思いますが、御社だとどういった料金体系でお仕事は引き受けられるのでしょうか?

関川さん:我々の場合は、想定の月間工数をベースとして、コンサルタントの人月工数でご請求、ご提案をさせていただいています。

規模にもよりますが、コンサルタントが1名で、一気通貫でご支援させていただくパターンもあれば、2、3人ぐらいのチームでご支援をすることもあります。

それぞれ、コンサルタントの単価と、想定工数というのをかけて、月額のご費用としてご提案をさせていただいてます。

採用代行会社が持つべき2つの重要な要素

石垣:関川さんは、採用代行のプロですが

「こういう採用代行会社はすごく良いよね」

と思う特徴やポイントはありますか?

関川さん: 一つが、領域や事業や職域にしっかりと専門性を有していることです。

採用代行会社なので、採用に対するノウハウや知見は当然だと思っています。

一方で、我々が主戦場にしているデジタル領域で言うと、それだけだと全然パフォーマンスを上げられないと思っています。

具体的には

「エンジニアの技術がわかる」

「デジタルマーケティングの隅々までしっかりわかる」

「現場とKPIベースで話ができる」

このぐらいの知見を持っていないと、ターゲットに対する解像度は荒いので、採用も一つのマーケティングとして、効果的な訴求を作らないといけません。

その時に、ターゲットのことがわからないと作れないので、非常に重要な観点かなと思っています。

もう一つが、根性論なのですが、コミットメントすることだと思います。

代行とサービス名に入っていますが、結局やる業務が決まっていて、業務を委託されているという考え方になってしまうと

「もうこれ位やってるからいいや」

「我々は業務をやっています」となってしまいがちです。

例えば、スカウト通数を100通送ったから

「我々仕事してます」

というスタンスだと、クライアントさんは採用目標の達成を見ているので、見ているゴールが全然違うので、伴走ができません。

そうすると、コミュニケーションもどんどん取れなくなっていきますし、パフォーマンスも求められなくなっていきます。

ですので、ちゃんとゴールに対する視点が同じで、専門領域の知見を持っているかというこの2点が非常に重要だと思ってます。

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採用に成功している企業の共通点

石垣:御社と組んだ場合に、採用に成功している企業さんに特徴はありますか?

関川さん:担当者の方が本気

「なんとかしたい!」

という思いを持って取り組んでいるのは、月並みの表現かもしれないですが、あると思っています。

僕らもできる限り必要に応じて、直接現場の方とコミュニケーションを取りに行ったり、ステークホルダーの方々巻き込んだりと、動きをとっています。

しかし、どうしても社内で巻き取っていただかないといけないことも多々あります。

担当者様自身も必要に応じて、社内の皆さんを巻き込んでいただいたり、そういった動きを取っていただいているというのは、大きいと思います。

石垣:それが一番、顕著に出るのは、レスポンスの早さになるのでしょうか?

関川さん:そうだと思います。

どうしてもお互いのToDoが生まれてくるので、そこに対する納期意識ですね。

採用代行サービス契約から運用までの流れ

石垣:本当に二人三脚で、スピードを上げてやっていくことが、担当者さんベースでは結構重要ということですね。

採用代行を依頼する際に、実行まではどういったスケジュール感や流れになってサービスとしてスタートするものなのでしょうか?

関川さん:各社さんによって、若干異なるとは思います。

我々の場合は、契約締結以降にキックオフミーティングというような形で、要件を整理させていただいたり、クライアントさんに詳しくなるために情報量を増やしていくヒアリングをさせていただきます。

その上でワークフローを決めたり、レギュレーション定めたりというところで、キックオフミーティングで、一旦運用準備を進めます。

そのあとに我々の場合は、求人票や媒体経済情報などの世の中に出るコンテンツを我々で作成あるいは、リバイスを作ってお出しします。

加えて、最終的な採用目標に対して、月単位で目標とKPIというのを組んで、ダッシュボード化して管理しています。

このあたりの定量的なモニタリング対象も我々でお作りをして、お渡ししています。

そこからは、運用を完全に我々に切り替えて、我々が人材紹介会社さんにアプローチしていったり、スカウトを運用したりということをやっていくという大きく分けて3ステップですね。

採用代行サービスの契約からスタートまでの期間

石垣:例えば、これから

「初めて採用を始めます」

という場合

「採用まるごと御社にお願いします」

となると、最初からスタートするまでどれぐらいの期間が必要でしょうか?

関川さん: 最大2週間ぐらいだと思います。

石垣:早いですね。

関川さん:例えば、クライアントさんのところで、社内検討が入ったり、そこのリードタイムによってもう少し長期化してしまうことはあります。

しかし、我々は少なくとも2週間以内で進めるということが多いです。

株式会社プロジェクトHRソリューションズ様と相性の良い企業の3つの特徴

石垣:御社だと、デジタル領域の採用代行が得意だと思いますが、御社と相性が良い採用課題を持っている企業さんでしょうか?

関川さん:デジタル人材各方面で、採用に困っている企業さんで

・母集団形成ができていない

・母集団形成はできているが、書類選考の通過率が低い。

・客観的な視点も含めてRPOの会社に入ってきてもらって、現場と適切なコミュニケーションをとっていただきたい

という大きくはこの3つの企業さんかなと思ってます。

石垣:関川さんありがとうございます。

採用代行会社さんと一緒に、採用活動を進めるイメージが湧きました。

この動画を見てくださっている採用担当の方も、採用代行会社さんを利用するハードルはかなり下がったかなと思います。

デジタル人材の採用に困っている企業様は、是非一度関川さんにご相談頂ければと思います。

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