今回は、株式会社グローセル様の人事部人事一課の和氣さんに、合同企業説明会で企業が注意すべきポイントについてインタビューさせていただきました。
株式会社グローセル様は、現在東証プライムに上場しており、メーカー機能・設計開発部門を有する半導体・電子部品の技術商社で、各業界を代表する大手電気機器メーカーと長年取引をし、最先端の製品や技術を提供することでお客様の「モノづくり」を支えていらっしゃいます。
合同企業説明会で埋もれないための動画活用
石垣:こんにちはストルの石垣です。
今回は合同企業説明会で、新卒採用の母集団形成をする方法について株式会社グローセルの和氣さんにお話を伺いたいと思います。
グローセルさんでも、合同企業説明会に参加されているのでしょうか?
和氣氏:は我々は、夏のインターンシップに向けてという意味で、合同企業説明会には複数回参加しています。
石垣:合同企業説明会に参加することで、インターンシップに申し込みをする学生さんも多数いらっしゃると伺いましたが、合同説明会ではどのような工夫をされているのでしょうか?
和氣氏:合同企業説明会ですと、企業が一方的に発信して、学生の皆さんが話を聞くということが一般的な構図だと思います。
その中で「埋もれてしまう」ことが過去たくさんありました。
しかし、ストルさんに作っていただいた動画を使って、学生の皆さんに
「こういう会社なんですよ」
という風に動画で雰囲気をより伝えることができていると思っています。
インターンシップ参加学生のリアルな声が就活生に響く
石垣:私も去年、グローセルさんのインターンシップに3回参加させていただき、実際にインターンシップを実施しているところを撮影して、参加した学生の皆さんにも
「インターンシップどうでしたか?」
とインタビュー動画を制作させていただきました。
そのインタビュー動画を、合同企業説明会で流してくださっていたのでしょうか?
和氣氏:はい、制作していただいた動画は、学生の皆さんがグローセルの良いところを話しているので、とても効果的です。
石垣:確かに企業側が 一方的に言うよりも、就活生の皆さんと同い年ぐらいのインターンシップ参加者の方が
「グローセルさんのインターンシップ、こういうところが良かったですよ!」
という生の声をお届けしているインタビュー動画なので、かなり効果ありますよね。
和氣氏:人事がどんなに頑張って話しても、嘘くさくなってしまう部分もあります。
そこを学生の皆さんからの「生の声」にすると、ずいぶん変わりますね。
石垣:動画の作り方としても、よりリアルさを出すために、インターンシップが実施されている中でインタビューしていたので、どういう風に楽しそうにやっているのかも分かる動画になっています。
インターンシップに参加しようか迷っている学生さんからすると
「こういう感じでインターンシップやってるのか」
というイメージはつきやすいですよね。
和氣氏:インタビューのときも、学生の皆さんに事前に
「質問ではこれ聞くよ」と打合せも一切なく、その場でインタビューさせていただきましたよね。
石垣:そうですね。
なので、かなりリアルに映っていると思います。
夏のインターンシップで撮影させていただいた動画を観てくれた学生さんが、冬のインターンシップに参加されていた方もいて、僕自身も
「効果あるんだな」
とすぐに実感することができました。
動画は合同企業説明会でも、効果的な手法の一つなのでしょうか?
和氣氏:はい。特に当社の場合は、大きな売りの1つが社風です。
その社風を
「良いよ」
と言葉で伝えるのは、凄く難しいという課題がありました。
社風が良いということを、動画にすることで、雰囲気が随分伝わるようになったのと、嘘くささがなくなっていますし、動画が凄くフックになっています。
合同企業説明会中に、その場でインターンシップ申し込みをしてもらう
他に何か和氣さんが、合同企業説明会で工夫されていることや、気をつけてることはありますか?
和氣氏:学生の皆さんも時間が経つとというのはどうしてもありますので
「雰囲気が良いこの会社で、インターンシップに行ってもいいかも」
と思っていただけたそのタイミングで、すぐにインターンシップのお申し込みにご案内する工夫をしています。
石垣:弊社の方でも、合同企業説明会の母集団形成のサポートなどもしているので、そういったお悩みがある企業様は、お気兼ねなくご連絡いただければと思います。
和氣さんありがとうございました!
この記事の監修者
株式会社ストル 代表取締役 石垣雅之
動画を活用した採用マーケティング支援が専門。毎年数多くの企業の採用支援を実施中。
個人で運営するキャリアYouTubeのチャンネル登録者は1.2万人。