こんにちは、ストル代表の石垣です。

今回はYouTubeを活用して新卒採用の採用広報を実施する方法と、新卒採用にYouTubeを活用する際に注意すべき点を解説します。

目次
  1. 新卒採用にYouTubeを活用すべき3つのメリット
    1. ①企業の社風や人柄を伝えやすい
    2. ②文章を読まない人が増えている
    3. ③既存社員の教員・モチベーションアップにも繋がる
  2. YouTubeを活用して新卒採用を成功させるための7つのポイント
    1. ①質の低い動画は投稿しない
    2. ②身内ノリでやらない
    3. ③動画の目的、ターゲットを明確にする
    4. ④企業のリアルな部分も伝える
    5. ⑤企業独自の魅力を伝える
    6. ⑥SNSを活用して拡散する
    7. ⑦企業PRばかり全面に出さない
    8. ⑧動画を用いたスクリーニング
  3. YouTubeを活用した採用活動の背景
    1. ①YouTube採用活動の需要の高まり
    2. ②若者のスマートフォン利用時間
    3. ③YouTubeで企業名を検索する就活性が増えた
  4. YouTubeを活用した採用動画の種類と特徴
    1. ①事業紹介型
    2. ②インタビュー型
    3. ③コンセプト紹介型
  5. 新卒採用でお手本にすべき採用チャンネル選
    1. 新卒採用YouTubeチャンネル事例 ①ウエルシア薬局株式会社
    2. 新卒採用YouTubeチャンネル事例 ②株式会社ベルク
    3. 新卒採用YouTubeチャンネル事例 ③大京警備保障株式会社
    4. 新卒採用YouTubeチャンネル事例 ④KDDIエボルバ株式会社
    5. 新卒採用YouTubeチャンネル事例 ⑤ベルフェイス株式会社
    6. 新卒採用YouTubeチャンネル事例 ⑥株式会社バンダイ
    7. 新卒採用YouTubeチャンネル事例 ⑦MIC株式会社(旧水上印刷株式会社)
    8. 新卒採用YouTubeチャンネル事例 ⑧アネスト岩田株式会社
    9. 新卒採用YouTubeチャンネル事例 ⑨株式会社森住建
    10. 新卒採用YouTubeチャンネル事例
  6. 採用活動の動画を制作するための手段
    1. ①動画制作会社に依頼する
    2. ②社内でつくる

新卒採用にYouTubeを活用すべき3つのメリット

①企業の社風や人柄を伝えやすい

求人サイトの文章と画像だけとは違い、YouTubeは動画です。

映像で情報を得ることで、画像や文章では伝えにくいことも、伝わりやすくなります。

代表的なもので言えば、

・社員のインタビュー動画

・経営者のインタビュー動画

・社内紹介動画

「どんな社員がいるのか?」

「経営者の方はどういった人なのか?」

「どのような社風なのか?」

どういった職場環境なのかというものが動画であれば、分かりやすく表現することができ、学生も自分が働くイメージがしやすくミスマッチを防ぐ可能性も高められます。

企業側としても、最初から社風などを学生にイメージしてもらえれば企業の社風とマッチした人材を採用することができます。

どれだけ企業理念を精一杯伝えようとしたところで、文章では全ては伝わり切れません。

社風や人柄を重視して採用活動をする場合には、動画で情報を伝えることはマストです!

②文章を読まない人が増えている

従来の採用活動だと、テキストで情報を伝えることが多いです。

しかしテキストの場合読むのに時間がかかったり、面倒になったり、重要な部分を読んでいなかったりと上手く伝わっていない場合もあります。

特に今「文章を読めない人」が増えています。

連絡手段は簡潔にLINEで用件を伝え、スタンプで返事も当たり前、Twitterは140文字以内で伝えるなど長い文章に向き合う時間が急速に減り、SNSが普及していることが要因でもあります。

読解力が欠如しているため、企業がどれだけ熱いメッセージを文章にしたところで伝わっていない可能性があります。

YouTubeであれば、倍速で見ることもできますし、何回も繰り返し見ることもできます。

自社の採用力が強い企業であれば、学生側が主体的に調べて情報を観てくれますが、採用力が弱い企業であれば短時間で自社をPRする必要があり、短時間で自社を売り込む必要があります。

御社はテキストだけの情報発信で充分でしょうか?

③既存社員の教員・モチベーションアップにも繋がる

YouTubeを活用した採用動画は、既存の社員も見ることで、社員教育の効率化やモチベーションアップにも繋がります。

・経営者からのメッセージ・企業理念・会社の歴史、今後の方針

社員に対して

「どのように仕事を取り組むべきか」

を動画を通して既存社員にも訴えることができます。

共感した社員は同じ志をもって働くことができるため、社員のエンゲージメント向上にもなります。

YouTubeを活用して新卒採用を成功させるための7つのポイント

YouTubeをやみくもに始めても、成果をだすことは難しいです。

ここからは新卒採用にYouTubeを活用する際のポイントについて紹介します。

①質の低い動画は投稿しない

昨今数多くの動画がYouTubeに投稿されています。

素人が撮影、編集した程度の動画では、一瞬で閉じられます。

最低限の質の担保はするようにして下さい。

できればマイク、カメラはそこそここだわって頂きたいです。

②身内ノリでやらない

身内でしか分からない企画やテーマで話をしているチャンネルが多くあります。

視聴者を意識して撮影をするようにしましょう!

③動画の目的、ターゲットを明確にする

動画の目的を明確にしましょう。

ゴールがない状態だと

・動画のコンセプトが定まらない

・情報を詰め込みすぎて何を伝えたいのか分からない

このような動画だと動画を見てもらえたとしてもすぐ離脱してしまいます。

目的が定まっていれば

・仕事や事業内容についての紹介→社員に1日密着

・人材についての紹介→社員インタビュー

・会社の理念の紹介→経営者からのメッセージ

・待遇の紹介→時短勤務の社員のインタビュー

このように目的に沿った動画を作ることができます。

また、企業側の自己満足な動画にならないように注意しましょう。

どれだけかっこいい動画だとしても、内容がマニアックな動画だとしても、学生が求めている動画でなければ意味がありません。

例えば新卒をターゲットとする場合、内定後の不安を解消できるような社内の雰囲気、社員インタビューや福利厚生などを中心に動画を作成するなど、ターゲットの目線に立って考えましょう。

④企業のリアルな部分も伝える

入社前と入社後で

「動画のイメージと違った」

などとならないためにも、採用動画には「企業のリアルな部分」も伝えることが大切です。

良い面だけ動画にするのではなく、仕事の大変さやそれに伴うやりがいなど、学生達が不安に思うことを先読みして動画で伝えることで

「この企業は信頼できる」

と親近感と信頼感を抱きやすくなってもらえます。

⑤企業独自の魅力を伝える

・アピールポイントは何か?

・他の企業にない魅力は何か?

・自社でしかできない経験は何か?

どのようなアピールポイントがあるかは、社員にインタビューするなどして協力してもらいましょう。

社員の人柄にフォーカスした動画や、社員が感じている企業の魅力を取材したりしてもいいでしょう。

他にも「人間関係」や「労働環境」を気にする学生も多いので、上司と部下のインタビューを撮影し、企業の魅力をアピールしながら、不安を解消するような動画を撮影すると良いでしょう。

⑥SNSを活用して拡散する

YouTubeに採用動画を投稿しても、学生に動画を見てもらえなければ意味がありません。

YouTubeに動画を投稿したら、SNSを使って必ず拡散しましょう。

SNSは無料で使用することができ、広告費用など金銭がかからないのに多くの人に伝えることができる手段です。

Twitterでは長尺や容量の大きい動画は投稿できませんが、YouTubeと組み合わせることでどのような動画も組み込むことが可能です。

Twitterのハッシュタグなども活用し、検索画面から動画を見てもらいやすくすることもできます。

また、会社のホームページ、採用ページにも必ずリンクを貼ることをおすすめします。

YouTubeのリンクを貼っておくことで、調べて企業のホームページを見に来た人にも動画を見てもらえ、企業理解を深めることができます。

⑦企業PRばかり全面に出さない

企業の理念や思いの発信や、企業のイメージばかりになってしまうと、一方的な企業PR動画になりがちです。

企業目線ではなく、学生目線で

「学生が本当に知りたい情報は何だろうか?」

と考えてみましょう。

学生のリアルな声に近いのは、直近で入社した社員にインタビューしてアイディアを取り入れてみるのもいいでしょう。

学生は動画でしかわからないようなリアルな情報を求めています。

⑧動画を用いたスクリーニング

学生のスクリーニングの役割を担う動画を投稿することも大切です。

企業理念やカルチャーなどを定期的に発信することで

「良い会社だけど、自分とは違うな」

という人からの応募をあえて減らすことで、応募前から採用のミスマッチを防止することができます。

反対に、マッチする人材に対しては動画をきっかけに応募意欲を向上させていくことが重要です。

YouTubeを活用した採用活動の背景

①YouTube採用活動の需要の高まり

少子化などの影響もあり、採用活動に苦戦している企業は多く存在します。

「より多くの候補者を集めたい」

「優秀な人材を1人でも多く採用したい」

「自社にマッチした人材を採用したい」

より多くの候補者を集めるために、企業側も日々工夫する必要があります。

そこで、採用活動の新たな手段として注目されているのが「YouTubeを活用した採用活動」です。

誰もが知っている大企業であれば、待ちの姿勢でも学生自ら企業の情報を探しにホームページに来てくれます。

しかし、多くの中小企業の場合は、まず企業を見つけてもらうというステップが必要となり、効果的なのがYouTubeで多くの学生の目に触れる機会を増やすという手段です。

②若者のスマートフォン利用時間

デジタル社会化が急速に進行し、若者のスマートフォンの利用時間が増加傾向にありましたが、コロナ禍により一層利用時間が増加しています。

特にスマートフォンでSNSの利用時間が多く、SNSの中でもInstagram、Twitter、TikTok、YouTubeなどが上位を占めています。

③YouTubeで企業名を検索する就活性が増えた

学生が就職活動する際、今ではYouTubeで企業名を検索するという人が増加しています。

「動画」というツールが日常化した今

「気になる企業の動画は無いのか?」

とYouTubeで検索することすることが当たり前となってきています。

YouTubeで検索して、

企業の動画があって見てもらえる

企業の動画がなくて見てもらえない

この2つでは学生がその後に企業に興味を持ちエントリーするかしないか、大きく左右します。

また企業研究で調べる以外にも、今では就職活動の知識、情報の検索、面接対策、面接での服装などを調べるのもYouTubeが適しているため多くの人が検索しているため、YouTubeは生活の一部となっています。

YouTubeを活用した採用動画の種類と特徴

採用に活用できる動画はいくつか種類があります。

動画の種類によって、学生に与える印象は異なるため、目的に合った採用動画を選びましょう。

①事業紹介型

事業紹介型は、企業の事業紹介をメインに紹介する採用動画です。

・企業の概要・業界説明

などをわかりやすく説明することで、学生の事業理解を深めることができます。

②インタビュー型

インタビュー型は、働いている社員のインタビューを撮影した採用動画です。

社員の様子や会社の雰囲気を伝えるのに効果的で、入社後のイメージを深めることができます。

実際に働いている社員自身が話すため、思いや熱量を伝えやすいというのが特徴です。

③コンセプト紹介型

コンセプト紹介型は

・企業の理念・経営者のメッセージ・今後の方向性

などを説明する採用動画です。

新卒採用でお手本にすべき採用チャンネル選

新卒採用YouTubeチャンネル事例 ①ウエルシア薬局株式会社

ウエルシア薬局株式会社は全国にドラッグストアを展開している企業です。

「ウエルシア薬局薬剤師採用」というYouTubeチャンネルを運営し、薬学生に向けた情報発信を行っています。

プロモーション動画数本投稿ではなく、精力的に動画発信し続けていて

・3年目薬剤師が学生時代から入社後を振り返る
・ウエルシアの面接対策
・ウエルシアの売り場紹介
・ウエルシアで働くべき10の理由

ライブ配信など多くやっており、就活対策情報やウエルシアの社員さんの雰囲気が伝わるようなコンテンツとなっています。

新卒採用YouTubeチャンネル事例 ②株式会社ベルク

現在埼玉を中心に一都六県に120店舗以上のスーパーマーケットを展開しています。

「株式会社ベルク 採用」というYouTubeチャンネルを運営していて

・ベルクの選べるワンデー仕事体験_紹介動画

・株式会社ベルク採用動画~働くプライド編~

・株式会社ベルク採用動画

株式会社ベルク採用動画に関しては、就活生の苦悩を描いたストーリー仕立ての動画となっています。

新卒採用YouTubeチャンネル事例 ③大京警備保障株式会社

大京警備保障株式会社は、警備業界の環境を改善し「IT化」を図り、警備業界ではあまり取り組んでいないSNSを駆使し外部へのブランディングに力を入れている会社です。

YouTubeの他、Twitter、TikTokにも精力的に発信をし続け知名度を上昇させています。

「大京警備保障株式会社」というYouTubeチャンネルを運営していて、

「社長に1週間冷えピタを投げ続けてみたwww」は現時点で160万回以上再生されています。

投稿している動画は直接採用に関係ないのでは?と思われるかもしれませんが、採用に関係ないからこそ多くのターゲットに見てもらえ、転職潜在層やまだ就職には関係ない学生などにも社内の雰囲気を面白く伝えることができます。

実際にYouTubeやTikTokの動画経由で若い方からの応募が来るようになったそうです。

新卒採用YouTubeチャンネル事例 ④KDDIエボルバ株式会社

KDDIグループ会社としてKDDIやAmazon、官公庁などのコールセンターの請負事業を中心に派遣事業なども展開している企業です。

「KDDIエボルバ【公式】チャンネル」というYouTubeチャンネルを運営していて

・【ITエンジニアに聞いてみた】KDDIエボルバの魅力

・【社員インタビュー動画】仕事とプライベートの両立 オペレーター編

・札幌センター高卒新卒社員に聞いたKDDIエボルバの魅力!

・先輩社員が語るKDDIエボルバの魅力-総合職-

各地の社員インタビューや、座談会形式は求職者が聞きたいリアルな声が聞けます。

新卒採用YouTubeチャンネル事例 ⑤ベルフェイス株式会社

ベルフェイス株式会社は、電話を使ったオンライン商談システム「bellFace」を運営している会社です。

オンライン営業システムbellFace【ベルフェイス公式】YouTubeチャンネルを運営していて

・ベルフェイスの悪いところを言ってみた

・カスタマーサクセス採用ムービー

特に「ベルフェイスの悪いところを言ってみた」は日々感じている本音を座談会方式で話しているため、求職者の不安を最初からオープンにしていて安心できるような動画になっています。

新卒採用YouTubeチャンネル事例 ⑥株式会社バンダイ

株式会社バンダイは国内大手玩具メーカーで、キャラクターグッズの玩具、模型、アパレル、生活用品等幅広く手掛けています。

「バンダイ公式チャンネル BANDAI OFFICIAL」というYouTubeチャンネルを運営していて、このチャンネルは採用だけではなく、玩具の紹介、フィギュアの組み立て方など様々な動画を配信しています。

採用に関しては

・社内潜入!!採用担当がバンダイを案内

・バンダイ・BANDAI SPIRITS 新卒採用ムービー

・バンダイ社員の同期座談会

などが上げられています。

新卒採用YouTubeチャンネル事例 ⑦MIC株式会社(旧水上印刷株式会社)

MIC株式会社は、印刷業にとどまらず、マーケティング支援、配送など顧客が煩わしいと感じる周辺業務を一貫することで「新たな製造業」のモデルを確立しました。

「MIC株式会社」というYouTubeチャンネルを運営していて

・MIC株式会社の経営ビジョン

・MIC株式会社若手社員インタビュー

・MIC株式会社新オフィス 紹介MOVIE

・MIC株式会社採用HP TOPMOVIE

この他にショート動画でニューヨークでの研修動画などを上げています。

動画は採用のみならず、営業のツールとしても活用されているそうです。

新卒採用YouTubeチャンネル事例 ⑧アネスト岩田株式会社

アネスト岩田株式会社は神奈川県に本社を構え、20ヶ国以上に拠点を置くグローバル企業です。

各種空気圧縮機、真空機器、塗装機器、液圧機器の製造販売及び設備の開発の他、設計及びコンサルティングをしています。

「アネスト岩田株式会社」というYouTubeチャンネルを運営していて

・新卒採用リクルート動画

・事業概要の報告

会社のエントランスから入っていき、働く姿、ミーティング風景、休憩室、開発風景などを1つの動画に盛り込むことで、入社した後の1日を動画を通して体験できるようになっています。

新卒採用YouTubeチャンネル事例 ⑨株式会社森住建

株式会社森住建は、岐阜県を拠点に新築注文住宅の設計、施工、空間デザイン、リフォーム設計、施工をしている会社です。

「株式会社森住建」というYouTubeチャンネルを運営していて

・森住建 新卒採用動画

・森住建 家づくりのこだわり社長インタビュー

・森住建会社紹介

社長のこだわりや、家づくりをする上で大切なことなどを動画を通して聞くことができます。

新卒採用YouTubeチャンネル事例

採用活動の動画を制作するための手段

①動画制作会社に依頼する

社内に動画制作のスキルを持った人がいない場合や、高いクオリティーの動画を作りたい企業におすすめの方法です。

依頼する分コストが高くなるので、その点は注意しましょう。

②社内でつくる

社内で採用動画を制作する場合、外部に発注するコストを削減することができます。

「社内で動画の知識がある人がいない」

「動画について学ぶセミナーなどがあれば社内で作れるのではないか?」

弊社では、たった1日で動画活用を学ぶことができる「動画担当者養成講座」を運営しております。

採用動画を社内で作り、運営したいとお考えの企業様は、是非パンフレットをご覧ください。

動画担当者養成講座