【新卒採用の歩留まり改善】25卒の採用活動の振り返り/数値に出る採用改善とは?

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ストル 石垣
ストル 石垣

動画を活用した採用マーケティングが得意な、株式会社ストルの石垣です。

弊社では特に製造業界・メーカー業界の企業様のご支援を得意としております。

今回は、株式会社グローセル様の人事部人事一課の和氣さんに「新卒採用の効果的な振り返り方法」についてインタビューさせていただきました。

株式会社グローセル様

株式会社グローセル様は、現在東証プライムに上場しており、メーカー機能・設計開発部門を有する半導体・電子部品の技術商社で、各業界を代表する大手電気機器メーカーと長年取引をし、最先端の製品や技術を提供することでお客様の「モノづくり」を支えていらっしゃいます。

新卒採用活動の振り返りについて

石垣:こんにちはストルの石垣です。

今回は採用担当の和氣さんに新卒採用の振り返りについてお話を伺いたいと思います。

グローセルさんでは採用活動が終わったら、採用活動の振り返りを実施されていますか?

和氣氏:人事で集まって採用活動の振り返りをしています。

石垣:採用活動の振り返りはいつ頃にするのでしょうか?

和氣氏:新卒採用担当者の活動として、1年半かけて新卒の方を内定まで導きます。

大体6月頃に採用活動がひと段落するので、その時期に振り返りをします。

石垣:内定を出し終わった段階で振り返りをする際は、新卒採用のチームで行われるのでしょうか?

和氣氏:そうですね。

チームで集まって、定量的・定性的な部分の両方を振り返りをします。

石垣:定量的な部分では、どのような点に着目されているのでしょうか?

和氣氏:まずは、予算の部分に対してどういう金額で進んだのか、どれくらいになったのかを確認します。

あとは会社説明会を実施して、そのあとの面接、選考にどれくらいの方が来てくれたのかそれぞれの企業様ごとに採用プロセスがあると思うので、我々も自社の持っている採用プロセスで

「どれくらいの人数が来たのか?」

エントリー人数、会社説明会の参加人数、ESを提出してくれた人数、内定を出した人数を書けるようにしています。

石垣:歩留まりを各プロセスで出しているということですね。

定性的な部分では、どのような点に着目されているのでしょうか?

和氣氏:就活生にアンケートを取るようにしています。

アンケートを見たときに、改善できるポイントがあったり、反省点や次年度に活かせる点についても担当しているメンバーの意見を吸い上げるようにしています。

石垣:アンケートではどのような項目について聞かれるのでしょうか?

和氣氏:会社説明会の感想、会社説明会が長かったのか、短かったのか、会社説明会で聞きたかった内容について聞きます。

あとはシーズンによりますが、内定を出すことができなかった方からお手紙やメールをいただくことがあるので、その中から拾える情報を集めるようにしています。

石垣:アンケートを取った結果、採用活動で改善できたことはありましたか?

和氣氏:会社説明会の時間や内容、採用プロセスもあります。

「このタイミングで一次面接をやるべきなのか?」

「先にESを提出してもらってから一次面接をやるべきか?並行すべきか?」

このような点も含めて、毎年のように採用活動を変えています。

アンケートの結果後に改善した結果後の「歩留まりの変化」

石垣:改善後は数値に変化はあるのでしょうか?

和氣氏:歩留まりの数字は、大きく変わります。

石垣:では、歩留まりが悪くて悩んでいる企業さんは、就活生にアンケートを取って採用活動を改善した方が良いですね。

和氣氏:そうですね。

何かしらボトルネックな部分が必ずあると思うので、数字で見ることができれば改善できると思います。

新しい採用施策の効果検証について

石垣:その他に優先的に振り返りした点はありますか?

和氣氏:当社は毎年のように新しいことをやっているので、新しい採用施策の効果検証をしています。

「オンライン面接を導入してみた結果、どうだったのか?」

「インターンシップを長期実施してみた結果、上手くいったのか?」

毎年定量的に見ています。

石垣:定量的に見るということは、新しい施策を始める前に効果があったのか、無いのかのボーダーラインを設定するのでしょうか?

和氣氏:新しい施策をやったシーズンと、やっていないシーズンで比較して差分を見るようにしています。

石垣:その差分が大きければ大きい程、新しい採用施策を実施して良かったという判断をしているということですね。

確かにSNSを使って採用活動したり、オンライン面接を導入したり、インターンシップを頻繁に開催する企業さんも増えてきているので、新しい採用施策を実施する場合は、必ず効果を確認するということですね。

和氣氏:効果があれば1つの取り組みとして継続しますし、効果が無ければ

「この施策はやめよう」

という風にしていました。

石垣:歩留まりが悪いと悩んでいる企業様は特に、採用活動の振り返りをきちんとしていただいて

「今年度の採用活動のどこが良かったのか、悪かったのか?」

検証していただくと今後の採用活動に活きて良いのかなと思いました。

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