動画を活用した採用マーケティングが得意な、株式会社ストルの石垣です。
弊社では特に製造業界・メーカー業界の企業様のご支援を得意としております。
今回は、株式会社グローセル様の人事部人事一課の和氣さんに「新卒採用に今すぐ活かせるアンケート調査方法」についてインタビューさせていただきました。
株式会社グローセル様は、現在東証プライムに上場しており、メーカー機能・設計開発部門を有する半導体・電子部品の技術商社で、各業界を代表する大手電気機器メーカーと長年取引をし、最先端の製品や技術を提供することでお客様の「モノづくり」を支えていらっしゃいます。
新卒採用活動でのアンケートの活用方法について
石垣:こんにちはストルの石垣です。
今回は採用担当の和氣さんに新卒採用時に活用するアンケートの作り方についてお話を伺いたいと思います。
以前、採用の振り返りについてお伺いした際に、アンケートをすごく活用されているというお話があったので、採用活動のアンケートについて深掘りさせていただきます。
アンケートは何種類作られているのでしょうか?
和氣氏:大きくは4つ作っています。
インターンシップのアンケート、会社説明会のアンケート、面接のアンケート、そして最後トータル通してどうだったのかということで、トータルのアンケートの4つです。
石垣:インターンシップはインターンシップ後にアンケートを取って、選考前だと会社説明会の内容についてアンケートを取るのでしょうか?
和氣氏:そうですね。
1つ1つの採用のプロセスについて
「どうでしたか?」
と聞いています。
石垣:そのあと選考中にアンケートを取ると先程仰っていましたが、一次面接、二次面接、最終面接など各面接ごとにアンケートを取るのでしょうか?
和氣氏:選考会の中で1回です。
面接の場合は、一次面接でアンケートを取ることが多いです。
石垣:一次面接で聞くアンケート内容までお伺いしてもよろしいでしょうか?
和氣氏:「面接官の対応はどうでしたか?」
この質問は、我々の研鑽のためです。
あとは面接の時間、面接で話しきれなかったことです。
「本当は○○をPRしたかったけど、話せなかった」
という場合は、アンケートに書いていただいています。
この質問を聞くことで、学生が伝えたかった情報を拾うこともできますし、満足度にもつながります。
石垣:そういったことを聞くことで、志望度が上がったり、惹きつけることもできるのでしょうか?
和氣氏:それもあると思います。
石垣:上がってきたフィードバックだけでは判断しきれない、就活生の魅力も分かりますね。
和氣氏:そうですね。
アンケート結果後、私たちも
「あ、そうなんだ!」
となることがあるので、それを見た上で次の面接で確認することもあります。
石垣:最後に、内定を出した方に全体のアンケートを取るのでしょうか?
和氣氏:そこでは大まかなイメージになるので、項目があるというよりは、感想を一文書いてもらったり、内定承諾してもらえるのかを確認するというイメージです。
アンケート結果後に改善したこと
石垣:グローセルさんの場合は、4回アンケートを取るということですが、アンケート結果後に改善したことはどのようなことがありますか?
和氣氏:面接では求職者の方が7割話してもらうことが理想ですが、それが逆転してしまうこともあったので改善しました。
あとは、会社説明会の内容も、求職者の方が知りたい内容をアンケートで拾うことができたので、説明する内容を変えました。
インターンシップでも、求職者の方に刺さるプログラムがアンケートを取ることで分かるので、アンケート結果をもとに寄せていくようにしています。
アンケート結果で発覚した新たな訴求ポイント
石垣:アンケートを取って意外な結果はありましたか?
和氣氏:一番驚いたことは
「面接官に惹かれました」
という声を結構いただきました。
面接官の印象は少し怖いというイメージもあるかと思いますが、結果的に面接官によって惹きつけることができるということが分かりました。
就活生の皆さんに対して訴求するポイントとして活用するようになりました。
石垣:たしかに私も新卒で銀行に入行しましたが、面接官の方とお話をして
「この銀行に入りたい」
と思った部分はありました。
就活生は会社の方々との接点が少ないので、面接官の方の対応なども判断材料の1つになりますよね。
アンケートを取ると意外な発見もあるので、アンケートを効果的に活用されていない企業さんは、インターンシップ、会社説明会、選考中、内定後の4回アンケートを取ることをおすすめします。
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