新卒の採用活動を成功させるために欠かせないインターンシップ。

以前まではインターンシップを積極的に取り組んでいたのは大手企業ですが、最近では大手企業以外にも取り組む企業が増えています。

「インターンシップをどのように始めたらいいのかわからない」

「インターンシップを集める効果的な募集方法を知りたい」

または

「他社がやっているからうちもやろうか」

「とりあえずインターンシップを行えば、新卒を採用しやすくなるだろう」

と安易に考えている経営者や採用担当者もいるのが事実です。

しかしインターンシップはやるだけでは勿論結果は出ません。

インターンシップで最も重要なのは、どのようなプログラムで行うのか?

細かく戦略を練る必要があります。

今回はインターンシップの詳しい説明、取り組み方と効果的な募集方法について解説いたします。

ちなみに弊社では

学生向けにダイレクトメールを送るプラットフォーム様と共同で、動画を活用したインターンシップ参加者の母集団形成の支援をしています。

ご興味のある企業様は是非ご連絡頂けますと幸いです。

インターンシップの種類と特徴

①短期インターンシップ

短期インターンシップは、1日〜1週間前後で行われる「就業体験」です。

・夏季(6~8月)・冬季(9~12月)

の2期間のうちいずれかで開催されることが多いです。

短期インターンシップの目的は「自社の認知度」を上げるためです。

・企業説明会・プロジェクト・セミナー・グループワーク・プレゼンテーション

対象学年は本選考前の大学3年生が基本ですが、企業によっては学年関係なく募集している場合があります。

短期インターンシップは、報酬は発生しません。

②長期インターンシップ

長期インターンシップは、1ヶ月以上の継続的な労働を伴うものを言います。

開催期間も募集時期も企業によって様々です。

長期インターンシップの目的は「即戦力」を採用するために開催することが多いです。

正社員の手伝いや補助的な仕事から始まり、期間が長くなるにつれて任せられる仕事量、仕事の幅も増えていきます。

対象学年は特に決まってないため、企業で働く体験を早くからしたいという学生は大学1年生から始めてもいいでしょう。

優秀な人材や自社とマッチする人材を早くから獲得できるのも長期インターンシップのメリットでもあります。

長期インターンシップは実務をこなすため、給与が発生する企業がほとんどです。

③有償インターンシップとアルバイトの違いは?

有償で行われるインターンシップもありますが、アルバイトとの違いは何でしょう?

アルバイトとの明確な違いは「新卒採用」を目的としているかという点です。

学生側にとってアルバイトとは、労働の対価として報酬を得るものですが、インターンシップは就業体験を通じて「企業理解」を深めることが目的です。

また、企業側としてもその場の労働力確保ではなく

・優秀な人材の見極め・自社にマッチした人材の発掘・認知度拡大

をインターンシップでは目的としています。

インターンシップを受け入れる企業側のメリットは?

①早期に優秀な人材と出会える

インターンシップは早い段階で学生と接点を持てるため、優秀な学生を発見・獲得できる可能性を広げることができます。

また、早期からインターンシップに参加する学生は、長期休暇の時間を就活のために使っている「ポテンシャルが高い」学生と接触できる良い機会でもあります。

②内定・入社後ミスマッチを減らせる

インターンシップを実施することで、求人情報や企業説明会では伝えきれない特徴や、自社サービスを学生に発信することができます。

企業側も、エントリーシートや面接だけではわからない人間性やコミュニケーションスキル、企業・社員との相性を知ることができます。

このようにインターンシップを通じて、採用のミスマッチを防ぎ入社後の早期離職のリスクを低下させる効果が期待できます。

③既存社員の教育にも繋がる

インターンシップを実施することで、既存社員の教育にも繋げることができます。

インターンシップに参加している学生を指導する担当者は、学生とコミュニケーションをとり、自社の魅力やサービス、業務内容を伝える必要があります。

説明する立場になることで、仕事に対する意識と理解を見つめなおすきっかけにもなります。

特に社歴の浅い社員が担当者となることで「責任感」を芽生えさせ、仕事のやりがいを感じさせる良い機会になるでしょう。

インターンシップの募集方法

①自社ホームページ

自社のホームページを見て募集してくる学生は、企業に関心があるため志望度は高く、目的をもってインターンシップに参加してくれるでしょう。

しかし自らアクセスしてくる学生のみにしか知ってもらうことはできないため、潜在的なターゲットを逃しかねないため、他サービスとの併用は必須です。

②SNS

YouTubeやTwitterなどのSNSを活用することで、多くの学生に対してインターンシップの募集をすることができます。

SNSはサービスを連携することで拡散力が増すので、他の募集方法に比べてコストをかけずに多くの学生に情報発信することが可能です。

また、普段から学生とSNS上の接点を確保しておくことで、学生に様々な情報提供が可能になります。

③ダイレクトリクルーティング

会いたい学生に自らアプローチするのがダイレクトリクルーティングです。

自社にマッチした学生、自社のサービスに興味を持ってくれそうな学生に絞って募集することができるため、ピンポイントでアプローチすることができるのがメリットです。

数を絞って、早期からコミュニケーションを図りたいという企業はダイレクトリクルーティングがおすすめです。

④リファラル採用形式での募集

リファラル採用は、社員から自社にマッチした人材を紹介してもらい、選考して採用するという方法です。

その方法でインターンシップ学生を紹介してもらうという方法もあります。

社員からの紹介のため、通常の募集より質の高い募集ができる可能性があります。

⑤求人サイト

求人サイトは、インターンをしたいという明確な目的を持って企業を探している学生が多いのが特徴です。

求人サイトに募集を掲載する場合コストがかかるため、大人数募集しているときに適しているでしょう。

また、他社もインターンシップの募集方法として活用している可能性が高いため、他社との違いを打ち出すことや、学生が興味をもってくれるようなユニークなインターンシップを開催する必要があります。

⑥大学のキャリアセンター

大学のキャリアセンターを利用することで、大学や学部を絞って募集することが可能です。

場合によっては企業に代わって大学側がインターンシップの宣伝を行ってくれる可能性もあります。

キャリアセンターで募集する場合は、他企業の競合が多いため差別化を図った内容でアピールする必要があります。

インターンシップを開始するまでに気をつけるべき4つのポイント

①インターンシップのゴールを明確にする

インターンシップのゴールを決めずに、学生と交流したとしてもインターンシップの成果は得られません。

・優秀な人材と繋がりをもつ・学生の自社への志望度を高める・入社前にある程度スキルを見つけて欲しい

目的によって短期インターンシップなのか長期インターンシップがいいのか?対象学年を定めた方がいいのか?などを設定することができるため、目的をまず明確にしましょう。

②社内体制の構築

インターンシップを受け入れるためには、まず社内体制を整える必要があります。

短期インターンシップであれば、人事や担当役員などのスケジュールを押さえる程度で問題ないかもしれませんが、長期インターンシップともなれば、受け入れ部署の管理職や担当者との綿密な打合せや調整が必要となってきます。

③実施計画書の作成・共有

社内体制が整ったら、インターンシップ実施の計画書を作成しましょう。

・インターンシップの目的・対象学生・期間・予算・受入部署・担当者(指導係)

その他にも準備期間のスケジュールなども記載し、全体で共有できるようにしておきましょう。

④事故リスクの備え

インターンシップで起こり得る事故のリスクは事前に備えておきましょう。

・機器破損などの損害・学生の怪我

機器破損などの損害は、学生が扱ったPCを壊してしまったり、個人情報を漏洩してしまうなどがあります。

最悪の場合を想定して、事前に業務制限を設けたり、契約書にサインをしてもらいましょう。

学生の怪我の場合は、業務中に怪我をしてしまったなどの場合です。

最近では、インターンシップの条件として保険加入を必須条件とする企業も増えています。

インターンシップを有効的に活用しましょう

インターンシップを活用することで、多くの学生と早期から接触する機会を増やすことができます。

長期インターンシップ、短期インターンシップを目的に応じて使い分け、新卒採用に活かしましょう。