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WEB×採用動画を活用した採用マーケティングが得意な、株式会社ストルの石垣です。
日々数多くの採用に関するお問い合わせとご相談をいただく中で、「人材紹介会社（転職エージェント）が求職者を紹介してくれない」というご相談が、急増しています。
なぜ「求職者を紹介してくれない」のか、弊社は人材紹介も行っているので、解説したいと思います。
積極的に求職者を紹介してもらえない理由とは？
まずなぜ求職者を紹介してくれないのか？
積極的に「紹介したい」と思われてない理由が、いくつかあります。
理由①求職者に求人票は渡しているど、興味を示してもらえない
まず人材紹介会社が求職者に「求人票は渡しているけど、興味を持ってもらえない」という問題があります。
特に大手の人材紹介会社の場合は、詳しく求人内容を説明するわけではないので、求職者が自ら魅力を感じてもらう必要があります。
自社の「推しポイント（企業の魅力）」が短時間で理解してもらえないと「エントリーしたいです」とは言われません。
人材紹介事業をしている経験から求職者自身が企業の魅力に気づく力は乏しい印象があります。
ですので採用担当者としては、短時間で自社の「推しポイント（企業の魅力）」を理解してもらう工夫をする必要があります。
理由②採用条件が厳しい
1つ目の理由としては「採用条件が厳しい」という点が考えられます。
求職者に求める条件が複数あり、その条件を満たしている人材が少ない場合があり、転職市場にそもそも居ない可能性すらあります。
特にホワイトカラーの職種に多い問題です。
理由③求職者に提示する条件（待遇）が悪い
シンプルに雇用条件（待遇）が、競合他社と比べて悪い点が考えられます。
中途採用は、経験者であればあるほど、待遇が重視される傾向が強いのです。求職者が集まらないのであれば、提示する待遇を改善する必要があります。
弊社にも「他社と比べ待遇が悪いのですが、紹介してもらえませんか？」と
ご相談いただくことがあるのですが、求職者には何もメリットがありませんので、その様な企業様にはお断りしております。
恐らく多くの人材紹介会社は「この採用担当者は何を言っているのだろうか？」と心の中で思っているはずです。
理由④求職者に御社を紹介する理由がない
企業様の中には「働く環境において自社の強み」を明確にしていない、定義できていない企業があります。
人材紹介会社としては、求職者に対して「御社をお勧めする理由」が無いと、紹介しづらい部分があります。
ですので、「自社で働くメリット」を簡潔にまとめて、人材紹介会社の担当者に伝えてください。
しかしここでも落とし穴があります。
理由⑤転職エージェント（キャリアアドバイザー）が説明できない問題
人材紹介会社の場合、一人のキャリアアドバイザーで数十から、数百の求人を扱うことが多々あります。
また御社について全く理解していないキャリアアドバイザーも数多くいるはずです。
御社を担当している人材紹介会社の営業マンは、多少なりとも御社の魅力を把握しているはずですが、求職者と対峙するキャリアアドバイザーが御社の魅力を伝えていなければ、求職者は御社に魅力に気づく機会は少なくなります。
ですので、ポイントとしては
「キャリアアドバイザーが御社の魅力を把握して、端的に伝えることができているのか？
このポイントがとても重要です。
日々数多くの人材紹介会社と取引をしている企業は
「人材紹介会社（キャリアアドバイザー）向けに求人説明会」を行ったりして、求人の魅力を知ってもらう工夫をしています。
理由⑦面接の魅力付け（アトラクト）が下手
人材紹介会社のビジネスモデルは、完全成功報酬型が一般的です。
ですので良い人を紹介しても、転職してもらわないと、1円の売上にもなりません。
そのため、良い人を紹介した場合には
求職者の方が「この会社良い会社だな、前向きに検討したいな」と思ってもらう必要があります。
しかし中には、求職者を口説くことができずに他社に取られてしまい文句ばかりの企業もいらっしゃいます。
求職者に対しての魅力付けが弱い、あるいは下手な企業への紹介の優先順位はドンドン下がります。
決して公平ではありません。
勘違いしている採用担当者さんもいらっしゃいますので、ご注意ください。
人材紹介会社から積極的に求職者を紹介してもらうには？
弊社では、人材紹介会社経由の採用活動においても、短い時間で自社の魅力を感じてもらうことがとても重要だと考えています。
短い時間で自社の魅力を知ってもらう施策を準備し、人材紹介会社からの紹介数を増やしたい企業様は、まずは情報交換からさせていただけますと幸いです。
