「理系学生の採用に頭を抱えている」
そのような企業様が多いのではないでしょうか?
本日はそのような企業様向けに理系学生の現状と課題とは?理系学生の採用を成功させるための4つのポイントについて解説いたします。
理系学生向けダイレクトリクルーティング事情
理系学生向けのダイレクトリクルーティングサービス「テックオファー」を運営するテックオーシャン執行役員の天野氏に最新のダイレクトリクルーティングの活用法をインタビューしています!
これからダイレクトリクルーティングを活用して、採用活動を始める企業様は是非ご確認ください!
理系学生の現状と課題とは?
①理系学生が減少している
理系学生の人口は年々減少しているのが現実です。
少子高齢化社会のため、多くの企業が新卒採用に苦戦していますが、特に理系学生が減少している理由としては
・理系学部に進学するためには費用がかかる
・理系学部に興味を持つ学生が減少したため
以上のような理由が大きく影響しています。
②理系学生を採用したい企業のニーズは高まっている
理系学生が減少している一方で、理系人材のニーズは拡大しているため、企業の理系人材の獲得競争が激化し続けていくことが予想されています。
理系学生は専門性の高いため、文系学生よりも企業から需要があります。
理系学生に対して専門知識・技術を求めますが、それ以外にも
「論理的な思考」
「問題解決能力」
がビジネスシーンで重宝されるためです。
また、理系学生の採用ニーズが高まっている背景には、IoTや人工知能、SNSサービス、BtoCサービスなどITを活用する事業分野が拡大しているため、近年ではITエンジニアを求める業界・会社・市場が大幅に増加しています。
③理系学生の応募が大手企業に集中している
優秀な理系学生は、自分の専攻や研究してきた分野を活かしたいと、大手企業を志望する傾向があります。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響もあり就職活動での企業選びの理由として「安定性」が一つの軸になっています。
そのため中小企業の理系学生の採用は難化しがちです。
また、中小企業は大手企業に比べると採用活動にかけられるコストも少ないため、独自の採用手法を磨いていかない限り、採用競争に負けてしまいます。
④研究やゼミで忙しく、就職活動に積極的ではない学生が多い
理系学生は文系学生に比べて忙しい傾向にあります。
卒業必要単位数が多いだけでなく、3.4回生になると研究室に入り実験や研究が本格化します。
研究などは就活を前提としたスケジュールで組まれていないことが多く、就活時間に割ける時間が限られているのです。
就職活動をしたくても、学業が忙しすぎて説明会に参加できない、面接の予定が組めないと悩んでいる学生も多いのが現実です。
もちろん、積極的に就職活動をしている理系学生もいますが、少ないため競合他社との取り合いになってしまうケースが多いです。
理系学生の採用を成功させるための4つのポイント
①スカウトメールを送る
自社が求める人材に対して直接アプローチする手法が「スカウトメール」です。
しかし闇雲に取り組んだところで、忙しい理系学生は開封すらしてくれません。
そこで弊社では
「スカウトメールに動画を添付する」
という新たな手法でスカウトメール返信率改善のサポートもしております。
スカウトメールに1分程の動画を添付することで、スカウトメールの返信率を上げることに成功している弊社お取引の企業様が増えています。
特に今の学生は「活字離れ」が深刻化しています。
長い分はスクロールして終わり、または多くの企業のスカウトメールに埋もれてしまう可能性があります。
そこで、時間が無くても動画を見れば分かる内容、そして特別感を演出することができます。
動画を活用して、スカウトメールの返信率を改善したいという企業様は、お気兼ねなくご連絡願います。
非公開: 理系学生の新卒採用にスカウト動画が効果的?東京鐵鋼様②大学の研究室や社員の繋がりでオファーする
自社にマッチした理系学生と出会うためには、現社員の大学の出身校や研究室の繋がりでオファーするのもおすすめです。
理系学生は忙しく就職活動に大きく時間を割けることができないため、同じ大学・研究室出身の先輩からの誘いであれば検討してもらえる可能性が高くなります。
また、企業のことをよく知っている人から紹介してもらうことで、マッチング率や承諾率の向上も見込める点もメリットの一つです。
③理系学生が参加しやすい選考日程を組む
理系学生のスケジュールを把握した上で、参加しやすい選考日程を組むことが重要です。
理系学生は就職活動が本格化する大学4年生や大学院2年生になっても、研究室や授業に残る学生が多いです。
そのため、自社の会社説明会への参加が難しい場合は、個別説明会の日程を組んだり、オンライン説明会などに切り替えることで
「柔軟に対応してくれる会社」
という印象を持ってもらうことができ、理系学生の志望度を上げることができます。
また、競合他社に自社が求める人材をとられないために、他社の動きを確認しておくことも大切です。
④社内の採用力を向上させる
研究室や大学の推薦に頼りすぎず、自社の採用力を向上させましょう。
採用活動は、継続して行われていくものです。
今年上手くいったとしても、それが3年後、5年後も同じように継続できなければ企業は衰退してしまいます。
採用活動をしていく上で、今年度の良かった点悪かった点、来年の修正点など成功要因と失敗要因をまとめ、次年度以降の採用活動も成功できるように体制を整えましょう。
採用は企業にとって「最大の経営課題」とも言えるため、会社全体で取り組み、中長期的な計画を立て採用力向上を目指しましょう。
まとめ
理系学生の採用が難しい今、新たな採用手法を模索して採用活動していく必要があります。
また、理系学生は就職活動が終わった後も時間に余裕がなく、オフラインでのイベントなどに参加しにくいため、内定後のフォローも気を緩めず行いましょう。
新卒採用の内定者フォローに有効的な3つの対策この記事の監修者
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