スポーツ(オリンピック)選手の動画活用をサポート!スケルトン日本代表高橋弘篤選手 

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石垣:こんにちはストル代表の石垣です。

本日は弊社で動画活用のサポートをしている、スケルトン選手の高橋弘篤選手に「スポーツ選手の動画活用法」についてインタビューをします。

高橋 弘篤選手(たかはし ひろあつ)は宮城県富谷市出身のスケルトン選手。仙台大学体育学部卒。
2014年ソチオリンピック、2018年平昌オリンピック出場。

高橋 弘篤選手 インタビュー動画

2大会連続オリンピック出場!2022年の北京オリンピック出場を目指す!

まず高橋選手の自己紹介をお願いしても宜しいでしょうか?

高橋選手:皆さんこんにちは。冬のスポーツでそり競技のスケルトンというスポーツをやっております高橋弘篤と申します。

実際スケルトンというものは、なかなか思い浮かばないと思うのですが鉄で出来たそりにうつぶせに乗って、氷で出来たコースを頭から滑ってタイムを競うスポーツをやっています。

大学の時から始めて、2014年のソチオリンピック、2018年の平昌オリンピックに出場しました。

石垣:今は2022年の北京オリンピックに向けて頑張っているところですよね?

高橋選手 :そうですね。

来年の2月に中国の北京で2022年オリンピックが開催予定されていますね。

トレーニング中のショート動画がプチバズり!
スポーツ選手の動画活用目的とは?

石垣:今回インタビューさせて頂くことになったのは、頻繁にfacebook、Instagram、YouTubeにもトレーニングの動画を投稿されていたのですが、動画を投稿しようしと思ったきっかけはございますか?

高橋 選手 :自分で自分のトレーニングの動画を撮るということは、結構前からやっていました。

目的は、トレーニングで目指している動作、フォームを実際自分でやっているだけではなく、客観的に自分で見て、もう少しこういう風にした方がいい、トレーナーやコーチの人に見てもらって、アドバイスを貰う為に動画を撮ることは何年も前からやってました。

ただ、実際SNS等に動画を投稿すること自体はここ数年でやり始めました。

僕だけでなく世界中の皆さんがわかっているように今は動画配信、SNS、YouTubeが主流になってきているということで、僕は乗り遅れてるように感じたのですがシンプルになトレーニング動画だけを載せています。

動画を載せる目的は、SNSに載せておけばどこからでも、誰でもネットさえあれば確認もできますし、そういう意味では凄く便利なツールとして使っています。

スポーツ選手の活動資金を集めるための有効な手段としても効果あり!

石垣:当初はトレーニング目的ですよね?

最初に僕に相談があったときスケルトンはマイナーな競技で、プロ選手として活動している中でスポンサー獲得もご自身でやられて、認知が無いと中々スポンサーがつかなくて困っているという話からスタートしました。

トレーニングもありますが、今は競技を知ってもらう為に比重を置いてますか?

高橋 選手 :そうですね。

最初スポンサーがあって、所属先があったときに思っていたものと、所属先が無くなって自分で見つけていかなればならない状況になってからのSNS等、動画の意識は全く変わりました。

元々は、スケルトンは凄くマイナーで、やっている選手も少ないですが、僕自身は幸運なことに所属させてもらい、活動もしていたのでSNSを使って認知してもらう必要が無かったんです。

石垣:金銭的にはということですよね?

高橋 選手 :そうですね、その中で活動できていたので。

所属先が無くなったとき、スポンサーを見つけるとなるとスケルトン選手です。

と言ったところで、「その競技は何ですか?」

というとこから始まっていくので、まず説明していかなければいけません。

口で説明しただけでも伝わらないので

「動画を持ち歩いた方がいいのではないか」

「SNSで動画配信した方が見て貰いやすくなるのではないか」

というアドバイスを貰えたというのが凄く大きかったです。

今もスポンサーになって頂いている企業さん、地元の富谷市への活動報告は毎月動画でやっているんですよね。

石垣:会わなくてもご自身の言葉で伝えられるということですよね。

高橋選手:そうですね。

それは僕個人的にも人とお会いして、物事を伝えていくということを重要視しているんですけれども、今このような状況というのと、遠距離というときには中々実現できません。

そういった場合もメールで文面でお送りすることもそうですけど、実際どんな声色で、どんな表情で話しているかということを動画でお伝えできるというのは良いことだと思います。

動画投稿を通じて変わったことは?

石垣:実際、動画投稿始めて、周りの反応とか、動画見てますよというリアクションはどうですか?

高橋 選手 :反応はありますね。

元々知り合いで、僕がスケルトン選手ということを知っている人も勿論いますけれど、僕の子を全く知らずに見てくれている人もいます。

元々知っている人も、どんなことをやっているのか?知らない人も大勢いらっしゃいます。

僕のようなマイナーで冬のスポーツでなじみが無いという人が見てくれて

「こんなことやっているんですね」

「僕も同じようなことやってました。こういう点に気を付けたらいいんですね」

と言ってくれる方もいました。

講演で聞きに来てくださった方がSNSでトレーニング動画を見て

「こういうことをやっているんですね」とコメントを頂いたり、InstagramでDMを頂いたりといことが徐々に増えてきて投稿している側からすると、単純に嬉しいです。

そして競技が認知してもらえるというのは僕が目指していることです。

石垣:確かにスケルトンと言われてもよくわからないし、競技も見に行けないですよね。

サッカー、野球だったら球場とかでやってますけれど、見に行けない競技だと何らかの形で伝えた方がいいですよね。

「動画は難しい」は幻想でしかない!まずはやってみることが大事!

ちなみに、動画をやる前は難しそうと仰っていたと思うんですけど、実際に動画活用する前と後では印象は変わりましたか?

高橋 選手 :変わったことはいっぱいあります。

やる前は、自分で動画を撮って、その動画を配信して、説明を書いて、コメントが来たら返信してというのがめんどくさそうと思ってしまいました。

トレーニングをメインとして活動させてもらっているので、動画に1時間、2時間割くなら身体を休めたり、トレーニングしたりする方が競技パフォーマンス的には間違いなく成長するだろうという思いがありました。

今は自分が日々何をやっているかということの確認も出来るので、メモ代わりに動画を活用している部分はあります。

あのときは身体の状態がこうだったなとか、あのとき出来なかったことが今はこういう風に出来るようになったとか、過去の自分と比較して、進捗状況が見直せるというのも良かったです。

石垣:動画に対してめんどくさそうというのは消えましたか?

高橋 選手 :そうですね、また新しいことやりたいなという発見はありました。

今はただ、動画を撮って、投稿して、説明書くということくらいですが、スケルトンのよりレアな情報を配信していきたいなと思っています。

石垣:レアな情報というのはどういうのですか?

高橋 選手:競技会場というのが世界中に十数か所ある中で、僕自身もまだ滑ったことがないコースが1、2箇所あるのですがそれ以外の滑ったコースの僕の経験を通しての解説を教科書のように、まとめることもしたいと思ってます。

石垣:それはやった方がいいですね。

高橋 選手: 今までは現場に行って、コーチと一緒にやらないと出来なかったことがこれからは、オンライン上で出来ればそれを参考に出来るのではないかなと思います。

石垣:弊社では動画担当養成講座がありまして、1日で動画を作ることが出来るようになりますという講座があるのですが、それだったら1時間勉強してもらえたら作れるようになります。

高橋選手: それは教わりたいですね。

石垣:オンラインでも出来るので、1時間で出来るようになります。
今は編集無しでカットなどのみで動画投稿しているかと思いますが、難しくはないです。

色々と企画会議にもなりましたが、貴重なお話が聞けました。
スケルトン選手に限らず、色んな選手が動画はやった方がいいですよね。

高橋選手: やらないよりはやった方がいいですね。

自分が身をもって体験したので「あの動画見ましたよ」というのも結構言われますし、よく行くジムやお世話になっている人に「この間頑張っていたね」と言って貰えるのでそういうのは嬉しいですね。

意外と皆さん動画見てますよね。

親世代の人もInstagramフォローしてくれたり、50歳、60歳の人も知ってくれるというのがいいですね。

高齢の人だからやらないというのは無いですよね。

動画活用意外にも、今後ネットを使って何かやるなど、今後の活動も見据えていると思いますがどのように考えられてますか?

今はトレーニングの動画などをメインにして投稿していますが、僕の目標が地元の宮城県でスケルトンのクラブチームを作ることなので、若い選手やこれから始める方と一緒にトレーニングの動画を撮っていきたいと思っています。

その動画を活用しながらクラブチームを作ることを目指していることを企業や団体にPRしていきたいです。

今は現役の活動を動画で告知していますが、将来見据えて夢の為に動画を活用していきたいということですね。

弊社でも微力ながらサポートしていきますので、宜しくお願いいたします。

高橋選手: ありがとうございました。

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