ここ数年で動画市場が急速に拡大し、SEOの最新トレンドとしても動画SEOが注目されています。
また2022年にグーグルもSearch Console に動画のインデックス登録という新しいレポートが追加しました。
これはWEBサイトにおいても、動画が埋め込まれているかを重要視し始めた証拠と弊社では考えています。
参考記事:新しい Search Console 動画インデックス レポートの発表
「SEO対策で動画を活用するか迷っている」
とお考えの企業様も多いはずです。
そこで今回は、動画を記事に埋め込むことのSEO効果、動画SEO対策の為に行うポイントについて解説いたします。
動画を活用したSEOとは?
SEOはSearch Engine Optimizationの略語で、検索エンジン最適化という意味です。
動画SEOはVSEOとも言われており、動画検索エンジン最適化という意味で近年注目を集めています。
「動画サイト」と言われて、まず思い浮かべるのは「YouTube」ではないでしょうか?
YouTubeを見たことが無いと言う人の方が少ない程巨大動画プラットフォームのYouTube。
また、昨今では何か調べるときに、YouTubeを使って調べる人が増えていてGoogleの次に使われている検索エンジンでもあります。
企業ページに動画を埋め込むことで、Google検索でも上位に表示される可能性が高いです。
今後ますます、検索結果の上位に動画が表示されるキーワードが増える予想がされているため、検索ブラウザからの流入を確保するためにも動画を活用したSEO対策に力を入れるべきと言えます。
動画SEO対策で得られる4つの効果
①回遊率が高まり、精読率・滞在時間を向上することができる
企業サイトや企業ブログ内に動画を埋め込むことで、ユーザーの精読率やサイト滞在時間を向上することができます。
昨今では、活字離れが深刻化しています。
長い文章だけのページではすぐにユーザーは企業ページから離脱してしまいます。
しかし、1分の動画を埋め込むことによりユーザーは1分長くサイトに滞在してくれます。
さらに動画の内容がわかりやすければ、記事の下までスクロールしてくれますし、違うページも読もうと思ってくれます。
精読率の高さやサイト滞在時間の長さが長い場合
「ユーザーにとって役立つ情報を発信している」
とGoogleが評価する材料となります。
②企業に対しての好感度が上がる
従来のテキストベースのSEO対策はGoogle向けの対策であり
「ユーザーにとって見やすく、わかりやすいものなのか?」
という問題点もありました。
そこで情報量は以前通りありつつも、理解しやすい動画も埋め込むことによってユーザーはよりわかりやすく内容を理解できるため
「この企業はわかりやすい情報を発信している」
動画を埋め込むだけで、企業への好感度がアップします。
さらにSEO対策をしっかりと行っていれば、より多くのユーザーに見てもらうことができ企業の認知度向上、企業のファン作りを拡大することができます。
③企業ページの品質が高まる
企業ページに動画を埋め込むことで、ページ内容が充実し品質が高いとみなされます。
また動画は簡単にはコピーできないので、競合他社との差別化に繋がり、よりユニークなページを作ることができます。
ユーザーに有益な情報を提供しているとGoogleが判断すれば、キーワード順位が上がりやすくもなります。
注意点としては、ページと関連性の高い動画を埋めることがポイントです。
④サイテーションを獲得しやすくなる
動画を埋め込んだサイトをユーザーが気に入ったり、役に立ったとSNSで発信して拡散した場合、サイテーション(SNSなどでの引用・言及)が増え、拡散されたページが検索順位上昇にも繋がります。
動画SEO対策の為に行う4つのポイント
①動画内容をテキスト化する
動画SEOですが、単に動画を埋め込むだけでは十分ではありません。
動画の内容でテキスト化できる部分は、テキスト化し検索エンジンで認識されやすいようにしましょう。
②ユーザがわかりやすい動画を埋め込む
ユーザーニーズを満たした動画を埋め込んだとしても、見てもらえなければ意味がありません。
まず、ユーザーに見てもらうためには、ページの下部などの閲覧率が低い場所ではなく、閲覧率の高いページ上部に埋め込みましょう。
また他にも
・できるだけ簡潔で分かりやすい動画にする
・結論ファーストで話す動画にする
などちょっとした部分を工夫することが必要です。
③企業のページ内容に沿った動画を埋め込む
企業のページ内容に沿った動画を埋め込むことで、キーワードとの関連性が高くなります。
むやみやたらにページ内容とは関係無い動画を埋め込んだ場合は、そのページの品質を下げることに繋がるため、検索順位が下落する可能性があります。
④見たくなるようなサムネイルの動画を埋め込む
多くのユーザーは動画のタイトル・サムネイル画像を見て
「視聴する」
「視聴しない」
を判断します。
ユーザーから見たくなるようなサムネイルを作りこみましょう。
長い動画=良い内容とは限らない!
ただ再生時間が長い動画を埋め込んだとしても、間接的なSEO効果は期待できません。
大切なのは、ユーザーにとって有益な情報なのか?という点です。
必要な情報が不足して中身が無ければ、コンテンツの信頼性は高くならないので検索順位上昇も見込めません。
まとめ
企業ページにはテキストと併用して動画を埋め込むことで、より企業のファン作り、採用、集客に繋げることができます。
年々拡大していく動画市場ですが、動画の需要とその対策はますます高まることが今後も予想されています。
動画を活用したSEO対策にご興味があるお客様は是非ご相談下さい。
この記事の監修者
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