選考時に面接官が知らずに聞いてしまうNG質問!【新卒・中途採用】

選考時に面接官が知らずに聞いてしまうNG質問!【新卒・中途採用】

「面接でこの質問聞いていいのかな?」

このような悩みを抱える面接官の方もいるのではないでしょうか?

採用の現場では、人事ではない一般社員やリクルーターが面接に出る場面が増えています。

しかしその一方で

・悪気なく“聞いてはいけない質問”をしてしまう
・昔は普通だった質問が、今は完全にNGになっている
・学生に話させてはいけない領域を知らないまま面接してしまう

このようなギャップが確実に広がっています。

「なぜ聞いてはいけないのか?」

「どのような質問がアウトになるのか?」

この記事では、企業が必ず押さえておくべき「面接で聞いてはいけないNG質問」とその理由について解説しています。

面接官が知らずにやってしまう「NG質問」の正体

石垣:白井さんは前職で多くの企業の採用支援をされていましたが、選考時に「ここだけは必ず気をつけてください」というアドバイスはどのような内容でしょうか。

白井氏:人事の方は注意点を理解している場合が多いのですが、面接に出てくるのは一般社員の方やリクルーターの方であることもあり、誤って質問してしまうケースがあります。

そのため、面接官研修やリクルーター研修では

「選考で聞いてはいけない質問」

「学生に話してはいけない内容」

を明確にお伝えしていました。

石垣:具体的にはどのような点に気をつけるのでしょうか。

白井氏:厚生労働省の「公正な採用選考の基本」に詳しくまとめられています。

重要なのは「本人の責任ではない事項」 「本来自由であるべき事項(思想・信条)」を質問してはいけない、という点です。

例えば、「親の職業」は本人の能力とは無関係です。

「親が高卒だから」

「親が大卒だから」

と推測すること自体が不適切です。

また、思想・信条に関わる質問の典型が

「尊敬する人物は誰ですか?」

というものです。

石垣:確かに、よく聞いてしまいそうな質問ですよね。

白井氏:そうですね。

この質問から学生の価値観や信条を推測し、合否に影響してしまう可能性があります。

学生が自分から話さない限り、原則として聞くべきではありません。

石垣:購読している新聞や雑誌、愛読書も聞いてはいけないですよね。

白井氏:「趣味が読書」と履歴書に書いてある場合の

「何をよく読まれますか?」

程度であれば問題ありません。

しかし「愛読書は?」になると、思想に踏み込むリスクが高くNGになります。

石垣:人事の方なら知っていても、一般社員や経営者の方は知らないまま面接に臨んでしまうケースが多そうですね。

白井氏:その通りです。

大手企業では毎年、面接官研修やリクルーター研修を実施し、「選考で何を聞いてはいけないのか」をしっかり教育しています。

面接官研修で明らかになる「知らなかった」という現実

石垣:研修の場で「知らなかった」という反応もありますか?

白井氏:かなりあります。

「そうだったのか」

「自分のときは聞かれたけど…」

という声がよく上がります。

採用基準は時代に合わせてアップデートされるので、面接官側も学び直すことが必要です。

石垣:確かに、私も学生時代は普通に聞かれた記憶があります。

やはり今の学生と向き合うためには、企業側のアップデートが欠かせませんね。

白井氏:その通りです。

最新の基準を理解したうえで、学生と丁寧に向き合っていただくことが重要だと思います。