こんにちは、ストル代表の石垣です。
最近ありがたいことに、新しい採用手法にチャレンジしたい企業様からの、新規のお問い合わせを多数いただいており、大変うれしく思っています。
しかし反面、今まで試したことが無い採用施策なため、採用予算の確保に頭を悩ませている採用担当者さんも多数いらっしゃいます。
必ず稟議を通す手伝いをしてほしいと、お言葉をいただきます。
なぜ採用予算の確保が難しいのか?
弊社にお問い合わせをいただく企業様は、どちらかというと、上場している、あるいは上場しててもおかしくないくらいの歴史のある企業様が多いです。
そのため、今までは従来の採用手法でも採用できていたため、過去の成功体験に囚われすぎている可能性が高いです。
採用活動において成功体験が強烈すぎると、
「このタイミングでコストを掛けて新しい採用手法にチャレンジする必要があるのか?」
「世の中、採用が難しくなっているのは分かっているけど、それを何とかするのが採用担当の仕事だろ」
という議論が起きます。
というかほぼ必ず起きています。※弊社調べ
私は常に採用担当の方から
一緒に稟議を通す手伝いをしてほしいと頼まれています。
その場合、稟議が通りやすくなる、必ず提案していることがあります。
まずは数字(エビデンス)を作る
私はもともと銀行で数字を用いて稟議を通す仕事を常にしていました。
そのため、稟議を通すサポートが必要な企業様には、まずは小さくテストを行い数字(エビデンス)を作りましょう!
という提案をしています。
例えば「既存の就活サイトで就活生が集まらない。従来のやりかたとは違う形で、会社説明会に参加する人を増やしたい」という企業様には
SNSで求人広告を出稿するのはいかがでしょうか?
と提案することがあります。
その企業様では初めての試みなので
「どの程度採用活動に貢献できるのか?」未知数です。
そういった場合には、もちろん過去に弊社で実施したデータなども提供するのですが
まずは2週間程度テストで少額の予算で構わないので広告を出しませんか?
と提案をさせていただきます。
企業様によっては、稟議が通りやすい金額があると思いますので、その金額の範囲内でテストを実施します。
そのテスト結果の数値をもとに、本稟議を上げませんか?
という二段構えで施策を提案しています。
なぜ二段構え前提で稟議を通すのか?
そもそも結果がでるのか分からないことに、多額の予算を最初からつぎ込むことは愚かだと考えています。
ですので、まずは少額でテストを行い、良い結果(根拠となる数字)が出そうだと分かってきてから、本格的に費用をかけた施策をすべきだと考えています。
このやり方は採用担当者さん自身を守る意味もあります。
いきなり大きな失敗をすることで、採用担当者さんの評価が下がる事もあり得ますので
私としては採用担当者さんのリスクも減らした提案を行いたいなと日々思っています。
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